2008年1月 6日 (日)

門松としめ縄

久しぶりに明治村に行った。

「日本各地の門松・しめ縄めぐり」という企画をやっていた。
その土地特有の門松やしめ縄を、村内の建物に飾るというものである。

明治村のリーフレットによると、門松は歳神様を迷いなく迎えるための目印という。
また、しめ縄は、地鎮祭の時のように縄を家の周囲に張り巡らせるのが本来の形で、現代のような点的な「しめ飾り」になったのは明治以降という。

Saionji
↑ これが本来のしめ縄?

しめ縄など、どこも同じと思っていたが、なかなか地方性があり面白い。
東松家住宅に飾られた門松としめ飾りは、名古屋らしく?かなり派手。
宇治山田郵便局のは、御伊勢さんのお膝元らしく、太く重厚感がある化粧回しのようなしめ飾り。
京都七條巡査派出所で警官に扮していた係員さんは、京都のしめ飾りの特徴と作り方についていろいろ教えてくれた。
この企画、今月31日までやっているので近隣にお住まいの方は是非ご覧あれ。

Nagoya_2
↑ 東松家住宅

Police_3
↑ 京都七條巡査派出所

Rohan
↑ 幸田露伴住宅「蝸牛庵」

ちなみに我が家は、玄関廻りにしめ縄を固定する場所が無く、というか釘等を打ちたくなかったので、今年はミニチュア門松にした。
でもいろいろなしめ縄を見て、昔ながらの和のしめ縄もよいな~と思った。

さて来年はどうしようか。
鬼が大笑いしそうだ。

Mykado
↑ 我が家のミニ門松

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2007年11月29日 (木)

ペレットストーブを使う ~その1~

暖房が必要な時期になってきた。
今年4月に入居したため、本格的に暖房を使用するのは、この冬がはじめてである。
我が家の暖房は、1階は前にも書いた蓄熱暖房。
2階はエアコンとペレットストーブの併用である。

化石燃料を使用しない暖房の代名詞といったら薪ストーブだろうが、薪の確保や保管そして、住宅密集地であることを考えると、ちょっと難しい。
そこで燃料の確保や貯蔵も薪よりは楽なペレットストーブに白羽の矢がたった。

ペレットストーブは、まだまだ知名度が低く、「何それ?」と思われる方も多いかもしれないので簡単に説明しておこう。

先ずは燃料について。
おがくずを直径約5mm、長さ10~20mm程度に圧縮した感じのものが燃料となるペレットである。一見ウサギか何かのえさのような感じ。10kg~20kg単位の袋入りで売っているが、灯油と違って、どこでも売っているわけではない。燃料については別の機会に話したい。

Photo
↑ ペレット 食べたりウサギにやったりしてはいけない

次にストーブについて。
ストーブはかつては輸入品ばかりだったが、最近では国産のものも増えている。基本的に燃料を燃焼皿に落として燃やすという構造のようだ。これについても語り始めると長くなるので別の機会にお話ししよう。

さて、我が家のストーブを紹介しよう。
岐阜県下呂市にあるシモタニというメーカーのコンコード05という機種である。
色は赤や黒など5色から選べるが、我が家の場合は迷わず元気が出るオレンジ。
どうしてこのストーブにしたのかというと、何よりもデザインが洗練されていて、一見ストーブには見えない。
事実我が家に来た友人はおろか、エアコンを取り付けに来た電器屋さんまでもが、「これは何?」と聞いた。

Concord_2
↑ コンコード05の全景 下の茶色い部分は専用台で中は物入れ

構造を見て行こう。
上部に燃料庫があり、10キロの燃料が入るようになっている。

Nenryoko

ここから螺旋状の翼のついた棒が回転して燃料を送る。

Nakami

前部はメイン扉とガラス扉の二重になっていて、その奥が燃焼炉になっている。

Front

燃焼炉の奥には燃料庫から送られたペレットが落ちてくる穴があり、金属製の燃焼皿に落ちて燃えるようになっている。

Nensyo
↑ ペレットの落下穴と燃焼皿

点火は、落ちてきたペレットに最初だけ電気により点火する仕組みになっている。

Igunite
↑ 燃焼皿をはずしたところ 点火器(イグナイター)が見える

燃焼により発生した熱は炉の上部の8本のパイプを暖める。いわゆる熱交換器だ。
パイプの中をファンにより送られたフレッシュな空気が通り、暖められた後に屋内に排出され部屋を暖める。
燃焼後の灰は、燃焼容器や炉の下部にある穴からその下の灰受け皿に落ちるようになっている。
燃焼した排ガスは背後の煙突から屋外に排出される。

次回は使用感などについてお話ししたい。

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2007年9月27日 (木)

BISLEYの背を低くする

リビングに付随するPCスペースには、造りつけのデスクがあるものの、引き出しがないため、デスクの下に置く小物を入れるレターケースのようなものがほしいと思っていた。
しかし、最近のレターケースはプラスチックのものが多いし、例え金属製であったとしても、いかにもオフィス用といった感じのものばかりで、リビングに似合うものとはなかなか出会えなかった。

BISLEYを知ったのは、春日井市内のAMULUE(アムル)というちょっとおしゃれな本屋さん兼雑貨店?でカラフルなレターケースを見かけたときである。
BISlEYは、イギリスのオフィス家具メーカーで、本国のホームページをみると、コクヨやITOとそうは変わらない感じのオーソドックスなスチール家具も出している。しかしながら色の種類は豊富である。日本に輸入されているものは、デザイン性の特に優れたシリーズのようだ。

そのおしゃれな感じが気に入り、購入することにした。しかし、寸法表を見ると、高さがわずか数ミリ高いためにデスクの下に入らないことが分かった。高さの低いものもあるが、それではデッドスペースを作ってしまうし、収納力も足らなくなってしまう。あれこれ調べるうちに、どうやら足(ベース)の黒い部分ははずれ、キャスターベースというキャスターがついた足に付け替えることで、背が低くなることもわかった。「ええい!とりあえず本体を買ってしまえ!」

購入したのはBISlEY BASIC 29/8Bというモデルの赤色である。高さ22mmの引き出しが2段、51mmが3段、102mmが3段と、異なるサイズの引き出しがあるのが特長である。試しにデスクの下に入れようとしたが、やはり入らなかった。

Hairanai
↑ 黒いベースがあるとやはりぎりぎり入らない

本体をひっくり返すとネジが1本ついている。これをはずすとベースは簡単にはずれた。このままおいてもとりあえず大丈夫そうだが、枠部分だけで過重を支えるので、床に傷が付きそうである。かといって背を低くするためだけに9000円もするキャスターベースを購入するのはもったいないし、キャスターも特に必要ない。そこで、ベースを自作することにした。

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↑ ひっくり返したところ

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↑ ベースを取り外したところ

準備したのは25mm厚の柳杉集成材の板。以前ちょっとした家具を作ったときの端材だ。あとはホームセンターで購入した小型のゴム足である。板をBISLEYの底のくぼみにぴったりはまるように切断し、ゴム足をネジ止めする。あとはこれをBISLEYの底にはめ込むだけ!こうして数百円の投資で、BISLEYを机の下に美しく納めることが出来た。

Ashiita
↑ 作成した木製ベース

Torituke
↑ ベースを取り付けたところ

Zenkei
↑ やっと入った!ベースが木だとは誰も思うまい

余談であるが、構造はしっかりしているが、加工精度は国産のスチール家具の方が優れている気がする。例えばこのBISLEYのすべての引き出しを奥まで押し込んだ時、その前面はわずかながらでこぼこしていているし、引き出す時のスムースさもいまいちである。これらを理解した上で、カラフルな色を楽しみたい。

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2007年9月24日 (月)

武相荘(ぶあいそう)へ行く

白洲次郎という人を今まで知らなかった。
東京の観光情報を調べていたところ、旧白洲邸武相荘というのがたまたま引っかかってきたのだ。
武相荘と書き、「ぶあいそう」と読む。「無愛想」にかけてあるらしい。

ホームページを見ると、昔ばなしに出てきそうな茅葺きの屋根。
その雰囲気に惹かれ、少し都心から離れているものの行ってみることにした。

新幹線に乗る前に本屋に立ち寄り、文庫本を2冊購入する。
1冊は白洲次郎について書かれた「風の男 白洲次郎」そしてもう1冊は文人である妻が書いた「白洲正子自伝」。

「風の男 白洲次郎」は新幹線で完読出来た。
そして知ったのは、次郎が実業家であり、吉田茂のブレーン的な存在であったこと。
また、誰に対しても自分の意見をはっきり言い、信念を曲げることがなく、ぶっきらぼうだが、実は他人に非常に優しいといった人間味あふれる性格であったこと。

武相荘の周囲は、すっかり都市化が進んでいるが、この一角は、雑木林が残っていた。
その中に気品漂う茅葺き屋根の建物があった。
この建物は昭和17年に、戦火を逃れるために次郎がぼろぼろの農家を購入して修理し、翌年からほとんど自給自足の生活を始めたという。
海外経験が長かった次郎は、太平洋戦争開戦前から、日本は戦争に負け、東京が焼け野原になると予想していたわけだ。

Buaiso

茅葺き屋根の外観からはちょっと想像がつかないが、農家だった頃の土間にタイルが敷き詰められ、洋風のリビングとなっている。そこには次郎手作りの電気スタンドや、洋の家具、和の小物や器が並んでいる。
100年以上たって黒光りした柱に、漆喰の白い壁がはえる。

妻:和の家には洋のものは似合わないという先入観があったけれど、そうではないんだねえ。勉強になった。
ヒロシ:昔の人は特に洋のものを取り込むのがうまかったんだな。和に合う洋をうまく取り込んでいた。明治頃の洋館なんか見てると特にそう思う。
妻:明治村なんか参考になるかもね。

Shirasu
↑ 第2展示場の下の物置 
  奥にシラスとくりぬかれた木箱が見える
  木工や竹細工も好きだったようだ

和室に入ると着物などとともに、和食器が多く展示してある。そこに並んでいる多くが黄瀬戸や麦藁手、織部といった瀬戸産であると知ると、瀬戸市出身で和食器好きの妻はたいそう喜んだ。
ショップでも品の良い古食器や小物を販売しており楽しめる。

正子の書斎に入る。掘り炬燵状の座卓の前にある窓には小さな格子の障子がはめてあり、いかにも文人の書斎といった雰囲気。
背後にある書棚にはすごい量の本が。ざっと見渡すと、南方熊楠、折口信夫、小林秀雄など。

Kingyo

都内でこのような時間の流れがゆるい場所があるとは思わなかった。
また違う季節に訪れてみたい。
その前に「白洲正子自伝」を読まなければ・・・。

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2007年3月14日 (水)

妻の誕生日

家づくりネタを期待していた方ごめんなさい。

今日は妻の三十ウン歳の誕生日。
誕生日の今日も妻は現場で打ち合わせ。
ということで、日頃の妻の苦労に対するねぎらいも兼ねて食事に出かけた。

行ったのは久屋大通にある、THE KITCHENというお店。
NYスタイル創作料理だそうだ。

日頃ウチは和食系が多いが、誕生日ということもあって久々の洋食。
料理はどれもおいしいし、視覚的にも楽しめる。

Meshi1

Meshi2

夫婦の話題はやっぱり家の話。
楽しんでいるのだからいいんだけれどね(悩み苦しんでもいるけれど)。

このお店のウリでもある、記念日サプライズサービスも、なかなか良かった。
お店を紹介してくれた森ンバさん。Fさんありがとう。
良い記念日になりました。

ちなみに明日は私の誕生日。
なんと妻とは一日違いなのです。
あすも THE KITCHEN行こうかな。
なあんてね。

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2007年2月27日 (火)

1個136円の照明器具

支給品として使う電球のソケットが届いた。
何語か知らぬが、「レセップ」というのが正しい名称らしい。
もしかしてレセプター(受容体)が語源か。
うちでは廊下やウォークインクローゼットなどに、これを15個使用する。

Recep3

レセップにもいろんな種類があって、プラスチックで出来たものや、黒いもの、配線がむき出しになる物など、いろんな種類がある。
円筒形の物もあるようだが、こちらは何故かモーガルと呼ぶらしい。

一応三種の神器のひとつなので、決定権は妻にある。
いつものように迷ったあげく、左右に二つ出た耳がかわいいとのことで、「白の陶製耳付きレセップ」を採用することになった。

Recep2

早速仕事帰りにハンズに寄ってみる。
白のセトレセップ(耳のない普通の陶器のレセップをこう呼ぶらしい)はあったが耳付きがない。
黒ならあった。しかたなく翌日大須の電材屋さんを数軒回ってみたが、やはり違うものしかない。

結局通販で買うことに。
秋葉原の愛三電機さんに発注すると、あっと言う間に納品された。
しかもどこよりも安い1個税込み136円!
136円の照明器具である。ちなみにこのレセップにつける予定の電球型蛍光灯は800円近くする。

Recep

↑手近にあったボール型電球をつけてみた

レトロな感じがなかなかいいと思っている。
欲を言えば愛三電機さんのHPの写真にあったような、青い文字の印刷がついているとよりレトロ感があった。
実際うちにつけてみるとどんな感じになるのかは少々不安だ。
安っぽくならないといいな。
そのときはまたここで発表しよう。

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2007年2月26日 (月)

和紙クロスと月桃紙のクロス

今日は中の様子について書こう。
業者さんは、クロス屋さんと、電気屋さんが入っていた。
クロスは既に相当部分が張られていた。

Fのクロスは月桃紙(げっとうし)を使用。
ゲットウ(沖縄ではサンニンと呼ばれる)は沖縄に自生するショウガ科の植物で、八重山の家の庭先に植わっていたりする。

この植物は、月桃紙の原料として利用されるほか、薬や化粧水、香辛料、防虫剤など、捨てるところがないくらい、いろいろな用途に使用されてきたそうだ。
また、この葉で包んで蒸した餅(サンニン・ムーチー)も、沖縄のおやつとして有名である。

「月桃紙を使ってほしい」と私たちが提案したわけではない。月桃紙の壁紙があることすら知らなかった。私たちのウチナー好きを知ってか知らずか、「これを使うと空気がきれいになったような気がしますよ」と、Yさんが提案してくれたのだ。

さて仕上がりは・・・。

うーんさすがプロ! 塗り壁かと思うような仕上がりでよい感じ。写真を取り忘れたのが残念。また撮ってきてアップしよう。

Fリビングは、ほとんど板張りだが、梁から上の部分のみ和紙クロスを張っている。
私たちは当初「全部板張りがいい」と思っていたのだが、せめて上の方はクロスにした方が圧迫感もないし、照明も利くから」ということでこうなった。確かに全部木だったら重苦しくなるし、経年変化で暗くなっていくのは確実だから、これでよかったと思う。

この和紙クロスは竹の繊維入りで、繊維が結構黒くてわりとくっきり目立つ(写真ではわかりにくい)。
小さな見本で見ていると、どれを見ても「うちに合うのかなあ」と思ってしまうのだが、なかなかよい感じ。マツの丸い梁はこれから濃い色に着色する予定なので、それにも合うかなと思う。

Takeiriwashi
↑はじめて登ったロフトからリビング上部を眺める

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2007年2月25日 (日)

ヒノキの玄関ドア

現場へ行ってきた。
外観の最大の変化は、玄関に木製ドアが入ったことである。

最近の大手サッシメーカーのドアは本当によくできていて、木目調のアルミのドアでも節はあるし(印刷だが)、張ってある板も、あたかも本物のように反っている。
遠目に見ると、本物の木かどうかわからないというか、本物より本物らしい(変な日本語だ)。

当初は我々も「メンテナンスも楽だからね」と割り切って、トステムのドアを使用する予定だったが、「せっかくここまで木にこだわったのだから」と、木製ドアにしてもらうことにした。

Door

採用したドアは、お願いしている工務店(というか木材屋さん)の木製サッシ部で造っているドアである。
材はヒノキで、塗装はオスモカラーのローズウッドという色だ。
我が家は4つの小窓を多用し、それがトレードマークになっているので、担当のYさんが気をきかせ、それをドアのデザインにも取り入れてくれた。

ヒノキの板目という優しい材のせいか、濃い色の割に重い感じはせず、割とカジュアルな感じで気に入っている。
中でクロス屋さんが照明を使っているので、4つの小窓から電球色の光が漏れてくる。
住み始めると実際こんな感じになるんだな。

色を塗り直すなど、定期的なメンテナンスが必要だが、エントランスには屋根と壁があるため、雨が直接ドアをたたくことも少ないだろうし、西日も一応遮られる(玄関は西向き)。
メンテナンスは自分でやれば一層ドアに愛着もわくだろうし、楽しみながら出来ればと思う。

内装については次回書こう。

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2007年2月23日 (金)

カシノナガキクイムシの被害2

家ネタでなくて、また虫嫌いな人には、気持ち悪くてごめんなさい。

前にも書いた、カシノナガキクイムシの被害木を詳しく観察する機会を得たのでその記録。

Zentai

↑ 木は直径20cmほどのコナラ。樹齢は40数年くらいで、薪状に割ってある。

Furasu

↑ 樹皮にはフラスがたくさんついている。
  カシナガが削って排出したものだ。

Koguchi

↑ カシナガが開けた穴は、直径1ミリ前後。
  木口を見ると主に辺材部に穿孔しているのが分かる。

Danmen

↑ しかし、断面を見ると心材部にも部分的に穴がある。

Uji_1

↑ この木片から、一晩で10数匹のカシナガの幼虫が出てきた。

体長5ミリほどの白い幼虫。この幼虫らは、伐採されなかったら今年の夏頃に羽化して成虫となり飛び出していくはずだった。穴の数やフラスの量から言って、材の中にはもっともっとたくさんいるはず。

ところで、ナラ枯れは、カシナガ自体が木を枯らすわけではない。
カシナガが運ぶ糸状菌の影響で、木が病気になるのだ。
これは、マツクイムシ被害の、マツノマダラカミキリとマツノザイセンチュウの関係に似ている。

ドングリの木が減って、さらにクマと人とのトラブルが増えるのだろうか。
昨年各地で起きたクマ騒動を思い出しそう思った。

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2007年2月21日 (水)

高山のまちを歩く ~高山旅行記番外編~

先日の旅行記の番外編。
観光に徹した2日目を、写真中心にまとめてみよう。

Omise

↑駅から宮川に向かう途中で

Kawagishi

↑宮川沿い

Asaichi

↑朝市

Geta

↑トイレに飾ると病気しないと言う下駄を買う

Uchimizu_1

↑そば屋のおじさんが打ち水していた

Machinami

↑喫茶店2Fから、通りを見下ろす

Rosoku

↑ローソク屋さん

Furoya

↑是非入ってみたかった。よく見ると、瓦にも「ゆ」の文字が。

このほか、高山陣屋桜山八幡宮屋台会館、市政記念館など定番を回った。
屋台会館のチケットで入れる桜山日光館へは、「何で日光?」と思いつつ、何の気なく入ったが、なかなか凄い!楽しめる。是非東照宮にも行きたくなった。
宮地家、吉島家住宅がお休みだったのは残念だった。

現在8つの造り酒屋が順番に酒蔵を公開している(3月末まで)。
スケジュールや場所は高山市観光課HPや駅前の観光案内所でわかる。
もちろん試飲も出来、試飲に使った利き猪口がもらえる。

私たちが行ったときは舩坂酒造という蔵が当番。
妻に「試飲もさせてもらっちゃって、手ぶらでは帰れないヨ」と言い訳し、吟醸の生酒を購入してにっこりしたのであった。

Hidanosake

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2007年2月20日 (火)

床の構造

床材をアカマツにしたことは先日書いた。
十分な厚みがあることから、コストダウンのため根太は省略。直接大引に張ってもらった。
気になったのは耐震性、気密の確保、断熱材の入れ方。

Obiki

↑たくさん並んでいるのが大引 この上に直接床材が張ってある

最近どの工務店でも耐震性向上のため、フローリングの下に構造用合板を張る工法が多い(剛床というらしい)。これは壁同様、合板により面で剛性を出して、耐震性等の強度を高めようというもの。我が家の工務店も普段は構造用合板を使用しているようだが、我が家は床板が厚いし、コスト縮減から省略。でも、いくら床板が厚くて、材同士の摩擦などを考慮に入れたとしても、総合的な剛性は構造用合板には及ばないだろうから、施工後の今でも少し気になるところだ。

床に構造用合板を使用しないデメリットとして、もうひとつ気密の問題がある。
構造用合板は、製造時の張り合わせに接着剤を使用しており、もともと通気性が悪い。だから張るだけである程度の気密が出るが、うちの場合はそれを使用しない。床材の下は大引と、大引間に入る断熱材(スタイロフォーム厚さ50mm)その下はすぐ床下で風が吹き抜ける。

1Fの暖房は電気の蓄熱式暖房機を使用する予定だが、いくら断熱性能がよくても、気密性能が悪いと効率が悪い。当初は気密確保のために、壁同様に調湿シートのザバーンを使用することを考えた。しかし、気密性能だけがあればよいし、何よりも高価なため別の方法を考えることに。

結局担当者のYさんの発案で、プラベニヤと呼ばれるプラスチックで出来た段ボールのようなものを断熱材の下に張り、断熱材を押さえるとともに、縁部は気密テープで塞ぐことにした。

さて、これで電気代はどうなるか。次の冬になってみないとわからないし、果たして効果があったのかどうかはもっとわからない!?

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2007年2月19日 (月)

キッチン引出しの陶製のツマミが届く

妻が注文したキッチンカウンターの引き出しのツマミが8個届いた。

Tsumami

いったい引き出しのつまみを支給品にする必要があるのかと思ったが、彼女にとってはたいへん重要な事らしい。ハンズでもお気に入りが見つからなくて、和気産業という大阪の会社が運営するe-classy(「いい暮らし」と読むらしい)というサイトで購入。

このサイトはツマミや取手、収納グッズから、防犯グッズ、補修グッズなどのDIY関連商品を扱う店で、取り扱う商品の種類は膨大。今回購入した、陶製の白い無地のツマミだけでざっと数えて20種類以上ある。そのほか柄物、パイン製の物、樹脂製の物、キャラクター物など、ツマミの種類だけでどれだけになるんだろう。掲載アイテム数1087、取リ扱商品5万アイテムというのがウリのようだ。

最終的に、前に書いたドアノブに少し似たデザインのものを購入。台湾製で、1個200円也。サイズも径35mmと大型で、引き出しが重くても引き出しやすそうだ。親切に扉の厚さに合わせて使い分けられるよう、2種類のビスが付いている。

写真だけでは質感が分からないのでどんなツマミが送られてくるか妻は心配していたが、結構気に入った様子。これでキッチンカウンターがどんな表情になるか楽しみである。

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2007年2月18日 (日)

高山の聖家族教会?~高山旅行記その3~

その2からの続きである。

夕方になり、高山駅付近に送ってもらうことになる。途中でYさんに「もしまだ時間があるのなら、うちも見ていきませんか?」と聞かれた。「えっ!あの伝説のY邸が見られるの?」と興奮し、「是非お願いします!」と即答する。

「あの伝説」について説明しよう。我々を担当してくれているYさんは建築士で、御自宅は移築した古民家。骨組みや電気工事等はプロに任せたが、あとはセルフビルド。当初は毎日がキャンプ状態の中、奥さんと喧嘩しながら土壁の下地となる竹小舞を編んだりしたという。

また、各所にいろいろなこだわりというか遊び心がちりばめられているというウワサで、そこにはHOTとCOLDで回す方向が異なる、金ぴかで舶来の水栓や、3つの異なる薪ストーブ(子供には新型のテレビだと教えていたらしい)、水谷さん作の手洗鉢、そして洗面所にはTOTOの病院用流しなどが配置されているという。

しかも、その壮大すぎるプロジェクトゆえ、着工から9年(だったかな)たった現在でも未完成のままで、あのスペインの巨匠アントニオ・ガウディの未完の代表作になぞらえ、高山のサグラダ・ファミリア(聖家族教会)と呼ばれている(我が家では)。

国道から脇道にそれ、細くなった道を上ると、Yさんの住む通称「たかたか村」についた。すっかり日が暮れてしまったが、昼間で、晴れていれば、山が美しくすばらしい景色とのこと。庭先では犬がしっぽを振って歓迎してくれた。

突然の我々の訪問に奥さんもちょっと驚きつつも親切に迎えてくれ、お子さんらも「だれ~?誰が来たの~?」と大騒ぎして走り回ったり、Yさんに抱きついてみたり。Yさんは子供らを相手におだやかなお父さんの顔になる。本当なら家族水入らずで夕御飯という時間だったはずなのにごめんね。

暗くて外観はよく分からないが、飛騨の田舎でよく見られる古民家の風貌。明治のはじめの建物で、130年近くたっているそうだ。玄関から入ると土間があり、そこから広大な居間に上がる。柱も梁も太くて真っ黒。梁の上には大きなシーカヤックが乗っている。ペンダント式の蛍光灯には手作りのシェードがかけてあって楽しい。

「うちには個室はないんですよ」とYさんが言うとおり、居間の南側には勉強机が2つ向かい合わせで置いてある。壁には古い手回し式の電話がかかっている。「子供の頃から古いものが好きだでした」というYさんのことばを思い出す。

トイレ、洗面所等「伝説」のあれこれを紹介していただいたが、別に未完成と言う感じはしない。そのあたりを聞いてみると「例えばここの壁なんか、下地材が張ってあるだけで、未だ壁が塗ってないんですよ」

最後に案内されたのが、Yさんの家具工房。土間になっていて、一歩踏み込んだ瞬間、その規模と設備に驚く。工房には、何種類ものかんなやその他の工具、電動工具が置かれ、いろんな種類の材が置いてある。昼間車の中でウクレレを作っている話をしていたが、その試作品?がいくつも積んである。

実はYさんは建築士という顔のほかに、飛騨の若手家具職人という別の顔を持っている。今日の昼間訪問した「みずたに」さんの喫茶店にある、ゆるやかな曲線を描いた、大きくユニークな形のテーブルは、Yさんの作品だったし、鏡も一目でYさんのお手製と分かるものだった。

でも普段私たちにとっては担当者さんであり、設計士さん。9割方家の話をしているので家具職人さんという顔を見る機会は少なかった。この日いくつもの作品と、この立派な工房を拝見して、Yさんがここに立ち作業している姿を思い浮かべ、今さらながら「ああ。やはり家具職人さんなんだ」と実感させられた。

このおうちで育ったこの子達はどんなふうに育つのだろう。
現代の家のように断熱性が高いといった機能性は無いけれども、四季を感じ、薪ストーブで火のあたたかさや怖さを知り、家の中で走りまわり、庭先ではしりまわり、犬と遊び、雪でも遊ぶ。
きっと今後も健康で、少々の挫折に負けることのない、強くたくましい子に育っていくにちがいない。
おとうさんが早く単身赴任から帰ってくるといいね。

この旅は久しぶりの旅で楽しかったし、いろんなことを考えさせられた旅だった。最後に書いたのはその一部にすぎない。時間があればまたここで書こうと思う。

最後になりましたが、長い時間運転し、貴重な時間を使って、私たちをいろいろなところに案内してくれたYさんありがとう。ほんとに楽しかったです。

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2007年2月17日 (土)

造りつけ家具が出来た

今日も昼に現場に行ったので、その状況を書き、「高山旅行記その3」は明日にまわす。
先週は1時少し前に行ったら作業が始まっていて結果的に邪魔をしてしまったため、今日は大工さんの食事中に伺い中を見せてもらった。

1Fも2Fも、建具が入っていないだけで、何もかもおおむね出来ている。
1Fトイレにはもう先日の手洗鉢がセットされている。

特に目を見張るのは、造りつけ家具の進捗状況だ。

Syodana_1

↑1Fの書棚 真ん中はファクスやメモ用のデスクスペース(今は電動工具スペース?)

2Fのリビングの家電収納については、上部が妻好みの曲線にカットしてあり、驚きの声を上げる。

また、飛騨の棟梁の作業場の図面では、上半分の背板はシナベニヤとなっていたが杉板の縦張りにしてくれていた。あとは建具を入れるだけで完成だ。

Kadendana

↑家電棚(左)と食器棚(右) 家電棚の下半分と食器棚には、建具が入る。

クローゼットの中の棚板や、衣装ポールの取り付けなど、普段見えないところについても、手を抜くことなく、美しい仕上げがしてあり、我々をうならせる。デッキの柵部分に使用する材が寝室に置いてある。がっちりとして丈夫そう。

Batten

外装は玄関まわりの木製サイディングが張られており、その他の部分も下地用のサイディングが張られつつあった。

棟梁の姿が見えないので、別の大工さんに聞くと、飛騨に帰られたとのこと。
その後しばらく大工さんと話し込む。
(大:大工さん ヒ:ヒロシ)

大:しかし寒いねえ。飛騨より風が強いね。昨日なんか特にひどかった。喉やられちゃうよ。

ヒ:先週末は飛騨に行って来ました。棟梁の作業場を見せてもらいました(こっそりだけど)。建物に興味なかったんで、今まで高山に行っても家などあまり見ていなかったんですが、改めて見ると大きくて立派な家が多いですね。古い家を大事にしますね。

大:古い家を大事にすると言うのはそのとおりだな。特に町中は規制があるからなかなか立て替えというわけにはいかない。でも飛騨の古い家は機能的じゃないよ。でかいのはいいが、使っていない部屋ばかりあって寒いし・・・。

ヒ:大工工事はいつ頃で終わるんですか?

大:あと2~3日くらいかな。

ヒ:えっ?そんなにすぐ? でも今日も思ったけれど、飛騨の工務店さんにお願いして良かったです。こんな家そうはないですよね。

大:そうだな。いい木をたくさん使うからな。

4人も大工さんが入って、これまでにぎやかな現場だったが、あと2~3日で大工工事が終わって帰ってしまうと聞いて、すごく寂しい気がした。

Kogu

↑整然と並べられた電動工具等 これも帰る準備?

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陶器の手洗鉢を求めて~高山旅行記その2~

先回の続きである。

棟梁のお宅を出て、奥飛騨に向かう。
次第に雪深くなり、周囲の山々は真っ白に。そして道路にもところどころ雪がある状態になった頃陶ギャラリーみずたにさんに到着した。
陶芸家ご本人の水谷靖さんは風邪をひいて寝込まれているとのことで、残念ながらお目にかかることは出来なかった。

Mizutani

その代わりと言っては失礼だが、奥様が案内をしてくれた。 奥様とYさんの会話を聞いているとたいへん親しい様子。聞けば、10年近く前にYさんが飛騨に来て以来、家族ぐるみでのおつきあいしているそうだ。

奥様は上品でかつ、大変気さくな方で、二階にある今では休業中の喫茶店で、おいしいコーヒーと手作りのお菓子を出していただき、私たちにいろいろな話をしてくれた。昨シーズンの豪雪に伴う落雪で、窓ガラスが3枚も割れた話や、今シーズン熊が多く出没した話。薪ストーブの灰と釉薬の話、窯の話など。

窓の外には白い山々が見える。静かで音がない銀世界。時の流れ方が違う。カラスが2羽、木にとまったり、雪上に下りたりして遊んでいる。

肝心なやきものの話をしよう。手洗鉢は直径30センチくらいで、明るい色がいい。そんな観点で選んだところ、最終候補に残ったのは肉厚な織部調のものと、薄手で純白のトンボの柄のものという全く異なる2種類。最終的に織部にしたのは、主に母が使うことになるため、個性が強いトンボ柄よりも、無難なデザインが良いと思ったのから。また、肉厚で丈夫そうでもある。写真を撮り忘れたのが残念だ。完成時の写真をご期待。

妻が次に目を付けたのは、電球の笠。先ほどのトンボ柄と同じシリーズで、笠の内側にトンボ。外側には渦巻模様。電球を点灯すると、彫り込んである渦巻き部分から外側に光が漏れ、模様がはっきり見える。結局妻がたいそう気に入り、玄関用にお買い上げ。そのほかすてきな器がギャラリーに並んでいたが、今日は笠を買ったので、次に来たときにとっておこう。

またまた長くなってしまった。記事の続きも次にとっておこう。 ~つづく~

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2007年2月16日 (金)

陶器の手洗鉢を求めて~高山旅行記その1~

先回約束の高山旅行記である。

事の発端は、担当者Yさんに「1Fトイレのことですが・・・。Yさんおすすめの手洗鉢を選びに飛騨まで行こうと思っています」と言ったこと。
「それなら僕が案内しますよ。飛騨と言っても奥飛騨で雪深いところですので。家に帰る口実にもなりますし」と言ってくれた。

ありがたいお言葉に甘えて見に行くことに。私の車のスタッドレスはたいそう古く不安なので久々の電車の旅になった。

1flest

↑手洗鉢設置予定地

高山駅ではYさんがにこやかに迎えてくれた。
早速「ちょっと寄り道していきましょう」と期待を裏切らないお言葉。
連れていってもらったのが、飛騨産業株式会社という、飛騨では大手の家具メーカー。
大きなショールームの駐車場横には、以前Yさんから聞いていた建物が。その小さく縦長で、軒が深く片流れの屋根の建物は、Yさんや今我が家をお願いしている棟梁たちが、古民家を移築して建てたものでSEEDと言うらしい。
中はちょっとしたショールームになっている。上部と入り口付近はガラス張りで、天井が高く、小さいわりに明るく開放感がある。

Yさんに教えられるまで、全くその存在に気づかなかったのだが、入り口には木製の厚くて大きな扉が太いロープでつり下げられていて、まるでギロチンのよう。扉がはまっている両サイドの溝に、つっかえ棒がしてあり、これで扉の落下を防いでいるようだ。
「この棒がはずれたら・・・」一瞬恐怖を覚えたが、Yさんはそれを察してか、
「扉と同じくらいの重さのおもりがこちら(ロープの滑車をとおした反対側)についていますから、勢いよく落ちてくることは無いです」

ログハウスのログの代わりに、板を組んで壁をつくる、あぜくら造りという構造だそうだ。中から壁を見ると、ところどころ隙間から光が漏れている。そして、この建物のもう一つの特長は、屋根に草が植えてあることらしい。だが残念ながら冬真っ盛りなので、それは確認出来なかった。

SEEDを出て、大きなアウトレットのショールームを見る。私好みの木の質感を生かした家具が多い。手がこんでいる作品が多く、例えばテーブルの天板で、人の手が触れるあたりの塗装が自然にあせたようになっている。
Yさんは、死に節っぽい節がある机を指さして、「これまで使わなかった、こういう材を使ってみたところ、結構な人気がでたようです」
私は「子供の頃見たこういうのって、よく覚えているもんですよね」と答える。

圧縮スギを使用した家具も数多くあった。これらは本来のスギとは色艶が異なっていて、まるで別の樹種のよう。辺材から心材への色の変化もナチュラルで、通常白っぽい辺材が飴色になっているせいか、スギ特有の心材のうるささはない。
アウトレットだけあってお値打ちの価格になっているようだが、それでも私にとってはかなり高価だ。今は金も思考も家づくり(とブログの更新?)で精一杯。家が完成したら、また来てその空間に合う家具を考えよう。

次にYさんが連れていってくれたのは、棟梁の家。高山市のはずれで、町中からだいぶ離れた山村と農村の間くらいのところ。
さすが飛騨の棟梁の家!と言う感じで、立派でどっしりした真壁の家。
アポなしだったので、御不在だったのが残念だ。
「パチンコか、熊撃ちかもしれません」とYさん。

隣接する作業場をこっそり見せてもらう。次に造るらしい建物の太い柱がたくさん置いてある。うちの4寸角の柱の倍近い太さに圧倒される。
そのほか、スミを入れ、加工途中と思われる丸い梁?も発見。

「おっ!うちの家具の図面だ!」 2Fキッチンの家電収納の図面を見つけた。その下には家具の材料と思われる木が。そのほか我が家の板図も発見。我が家の柱や梁、家具の材料が確かにここで刻まれていたんだと実感して、なんだか感激した。

Kaguzumen

なかなか手洗鉢までたどり着かないが、次回につづく。手洗鉢を期待して読んだ人ごめんなさい。

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2007年2月13日 (火)

内装も木がいっぱい

12日(祝)と13日(火)で高山に行って来た。
12日は担当者Yさんの案内でいろんなところへ。
高山旅行記は早く書きたいのだけれど、盛りだくさんなので次回に回し、今日は先日の外装に続き、家の中の進行状況の報告をしたい。

まず、玄関を入ったところで、大きく変わったのは、階段が出来たところ。これまでは手作りの古い梯子がかかっていただけだった。材料を担いで梯子を上り下りするのは大変そうだったが、これで作業の効率も上がるだろう。

当初の図面では、廊下に下りる構造だったが、棟梁のすすめで玄関ホールに直接下りる構造に。階段が玄関から丸見えになるのは抵抗があったが、ホールが広く見え、階段の曲がり回数を減らすメリットを優先。施工性がよくなるというメリットもあったようだ。

1階の内装は、大工工事のかなりの部分が完了していて、天井はほぼ張られていた。石膏ボードが見えているところはクロスを張るか、左官工事を待つばかり、家具を造り付ける部分の壁のみが未施工の状態。

1fdatsui

↑ 脱衣室の天井はまだ たくさんある配管等の都合か
壁材はサワラ

2Fリビングも天井が張られ、壁もおおかた張られている状態。リビング隣接のPCコーナーの造り付け家具は既に完成していた。そして今は大工さんがTVコーナーの家具をつくっているところ。梯子がないので上がれなかったが、ロフトも既に完成している模様。あとはキッチンまわりが出来てこれば、リビングは完成に近い。

Koya

↑ロフト入り口 束に縛りつけてあるのは上棟札

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2007年2月10日 (土)

準防火地域でも外壁に木を!

1週間ぶりの現場。

外観は一部に木製のサイディングが張られていた。
我が家は南側デッキまわりと西側のアプローチ付近そして北側に木製サイディングを使用することになっている。

Willwall

ウチの土地は都市計画法上の準防火地域になっており、敷地の境界線から一定の範囲内では、可燃物である木を外壁に使用することは出来ない。しかし、使用したチャネルオリジナル社のウイルウォールというサイディングは、木材を不燃加工することにより防火構造等の認定を受けているため、我が家でも使用することが出来るのだ。

このサイディングの優れたところは、見たところ厚さ2センチ弱の普通の木の板であり、裏に石膏ボードのような不燃材が張ってあるわけでない。でもそのまま胴縁に張れるのだ。カタログによるとそのような製品は今のところ他にないということである。

表面はざらっとしており、裏面はプレーナー処理されているのでつるっとしている。「表面がざらっ」は少々意外だったが、カタログによると「表情が柔らかで自然」「干割れが目立ちにくい」「色落ち、むらが出にくい」ためとのこと。ただ排ガス等の汚れには染まりやすいかもしれない。

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見た感じは上々。真鍮の丸釘がいい感じである。
足場につけたネットで、全体の印象が分からないので、ネットが除かれる日が待ちどおしい。
また、経年変化により退色し、グレーがかった渋い色になるとのことで、これも楽しみのひとつである。

ひとつだけ残念なのは、このウイルウォールに使用している材が国産ではなくウエスタンレッドシダーというカナダ産の材ということだ。国産材で同様の認定を受けられる製品の開発を期待したい。

家の中については明日以降をお楽しみに。

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カシノナガキクイムシの被害

家が虫にやられたという話ではないのでご安心を。
今日はちょっと休憩して、家から離れた話を・・・。

先日小牧市の山林に行ったところ、作業着姿の人がコナラやアベマキの木を伐採して枝条を落とし、玉切り(幹を一定の長さで切ること)しているところに出会った。一見薪を生産しているかに見えたが、集積した幹の木口を見ると、妙に黒く変色している。実はこれらはカシノナガキクイムシ(通称カシナガ)被害木である。

Kashinaga

カシナガは、コナラやミズナラといった、ブナ科の植物に被害を与える体長数ミリの甲虫だ。
この虫が多く入った木のまわりには、フラスと呼ばれるおが粉状の粉末がたくさんたまっているのを見ることが出来る。
ひどいところだと秋でもないのに、葉が枯れ紅葉したようになるといい、岐阜から来たという作業員さんの話によると、岐阜県内では、一抱えもあるようなミズナラの大径木が被害を受け、つぎつぎ枯れているとところがあるという。

被害は1980年代から主に日本海側で多く発生し、徐々に太平洋側に広がりを見せている。近年では、愛知県でも被害が見られるようになり、特に昨年から尾張部でも被害が急拡大している。
カシナガの被害発生のメカニズムは分かってきており、防除法や予防法もある程度確立されてきたが、単木的な処理が必要なものがほとんどのようだ。

大量発生したときなど、山にあるすべての被害木を伐倒、焼却したり、薬剤散布したりするのは困難であるし、もし出来たとしても、果たしてそれでどれだけの効果が得られるのか未知数である。

カシナガがどこからきたのか、どうして近年になって急激に拡大しているのかなどまだまだ分かっていないことが多いようだ。説としては、最近里山を薪炭林として利用しなくなったため、カシナガが好む太い老齢な木が増えたためとか、温暖化や酸性雨説、帰化昆虫説などがある。

いずれにせよ、落葉樹のコナラやアベマキ、常緑樹であるスダジイやアラカシなど、この地方を代表するブナ科の木本がどれも被害を受ける可能性があるというのは恐ろしい話だ。また、貴重な木材資源が利用されずに燃やされたり、朽ち果てていくのももったいない話である。マツクイムシのように全国的な大被害にならなければ良いがと思う。

カシナガについてのさらに詳しい説明は、(独)森林総合研究所HPへ。そのほか検索エンジンでひくと、各地方の情報が多くある。

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2007年2月 6日 (火)

三種の神器

家を建てた人の話を聞いていると、どの家庭でも夫婦でこだわるところがたいてい異なる。一般に男は機能や構造にこだわり、女は照明やインテリアやキッチンにこだわる。

我が家の場合もほぼ同じ。しかしながら、今となっては私が特に気にしていた構造や換気、断熱などは施工済または決定済なので、私としてはこれ以上こだわるところがなく、悩みからいくぶん解放されてきたところである。

だからといって喜んでばかりはいられない。妻の悩みにつきあうという重大な任務が残っているのだ。最近いつも眉間にしわを寄せて考えこみ、突然メジャーを取り出しては部屋の中の様々な物を計り出す妻。彼女の最新最大の関心事はキッチンカウンターをどうするかだった。ちなみにその前の悩みはドアノブ。その前は照明。

この3つについて、「勝手に決めれば良いから」などと言って、相談に乗らなかったり、気のない返事をすると、彼女の機嫌は悪化し、大変なことになる。一歩間違えば夫婦喧嘩の源となるこの3つを私は密かに「三種の神器」と呼んでいる。

三種の神器のうち、キッチン、照明はありがちだが、どうしてドアノブ?と思われるかもしれない。実は我が家は、玄関ドアを除いてドアが1つしかなく、あとはみな引き戸。

これは、私が和を好むからということもあるが、夏場など、常に解放しておける引き戸を基本としているためだ。ちなみにドアは閉めておくもので、開けたときの間口は狭くなるし、何よりも開けたままの姿は美しくない。

一方の妻は洋を好む。輸入住宅のような洋風の住宅にあこがれていた彼女にとって、ドアは西洋の住宅の象徴である。でも、ウチはどこも引き戸ばかり。だから2Fリビングとユーティリティーを結ぶ、家の中で唯一のドアのことは彼女にとって重大事である。

彼女は本当はステンドグラスが入った真っ白なドアが欲しかったに違いない。しかし、「この家にはそんなドアは合わないから」とあきらめ、ドアノブにささやかな想いを込めようとしている。

つい先日彼女が待ち望んだドアノブが届いた。
陶器で出来た白いノブで、くぼみがあって個性的なデザイン。
金属部分は真鍮色。
KAOLINEというフランスのメーカーのものだ。

Knob_1

古い洋館にあるような、アンティークっぽい卵形にしようか、それとも丸いのにしようか、さんざん迷ったあげく、これに落ち着いた。
妻は「かわいいよね」と大変満足そう。
私も「そうだね。他のにしなくてよかったね。」と褒める。
ドアノブは早々担当者のYさんに手渡された。

そして彼女は今、キッチンの引き出しのつまみのデザインについて悩んでいる。

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2007年2月 3日 (土)

スギの天井と壁

先週末は休工の日曜日に行ったため、中に入れず残念な思いをした。そこで今度はちょっと学習して土曜日である今日行ってみた。
ちょうど昼休みで建物の外に出ていた棟梁は、私たちの姿を見ると、待ってましたとばかりに「おお来た来た!」と声を上げる。何故そんなに歓迎してくれるのかといぶかしく思っていると、「階段のことなんだけれど」どうやら懸案となっていた階段の構造について聞きたいことがあったようだ。

10日ぶりに入る家の中は、大きく変化しており私たちを喜ばせた。多くの場所で天井が既に張られている。母親が使う1Fリビングは梁を見せ、その間にスギの羽目板を張っている。スギ板は辺材ばかりでほぼ無節。スギ特有の赤みがある心材はほとんど使われていないので色も明るい。壁は多くが塗り壁になるので、下地材のプラスターボードが張ってある。

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↑1Fリビングの天井

2Fリビングは、別荘風にと言う希望で、壁も天井もほとんどスギで、かなりの部分が既に張ってある。心材が一部に使用されているが、まだらに使用せず、うまくかためて使ってあるので違和感なく、大工さんの配慮が感じられる。壁は全部は仕上がっておらず、断熱材の上に、デュポン社製のザバーンという半透明のシートがかけられている。ザバーンの機能については気密や断熱について語るときに詳しく書こうと思う。

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↑断熱材の上にザバーンが張られた

「この部屋はなかなかいいなあ」
棟梁がそうつぶやいたのは2F北側にある予備室。この部屋は完成が近い。壁はやはりスギ板張りで当初「特一」という節有りの板を使う予定だったが、間違えて?節の少ないものを使ってしまったという。居室としては唯一の大壁の部屋である。なるほど、他の部屋では使いにくい赤味の強い心材を多用しているが、横張りの大壁はすっきりしていてどことなくモダンな雰囲気がする。「吉村順三の軽井沢山荘風」と言ったらちょっとほめすぎか。東側の窓からの景観もたいへん良い。

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↑予備室の大壁 心材の赤味が目立つ

この後工務店の事務所に出向いて打ち合わせ。キッチンカウンターの構造やらクロスの色やらを3時間近く時間をかけて決めていった。だいぶ進んだ気がして、気が楽になった。それでも決められず保留とした項目が数件ある。まあ明日考えるとしよう。

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2007年2月 1日 (木)

「棟梁に学ぶ家図解木造伝統工法基本と実践」を読む

上棟があまりにも興味深く楽しかったので、私は以前丸善で見かけたことがあるこの本を図書館で借りてみた(高くてちょっと買えない)。
現場で見せてもらった、番付表(板図)と呼ばれる木の設計図のつくり方やら、さしがね、すみつぼの使い方、ほぞなどの仕口のつくり方、建前の手順などを示した伝統工法の教科書のような本である。
図が多用してあり興味があれば素人でも楽しめる。

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↑番付表

特に仕口の種類、特長や、その刻み方などはたいへん詳細で、鎌継ぎや蟻組みなど、我が家でも多用されている仕口から、複雑なもの、特別な機能をもったものなどいろいろある。たとえば「地獄蟻」などという恐ろしげな名前の組み手があるが、これはほぞの先端にあらかじめくさびを打っておき、貫通していないほぞ穴に打ち込むと、くさびによってほぞが広がり二度と抜けなくなるというもの。束に使用することによって鴨居などの材のたわみを防ぐという。

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↑我が家の土台の鎌継ぎと蟻組み

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↑柱を貫通させて、貫を通すのも伝統的な工法のひとつ

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↑この組み手は何というのだろう

また、元口(木の根本側)と末口(先端側)を見分け仕口を刻んだり、1本1本の反りを見分けて木選びするなど、気づかぬところでいろいろな工夫や行程があることが分かる。
これら本に書けることは、大工さんの技術や経験といった、体で覚えてきたことのほんの一部にすぎないと思うが、日本の木造建築の歴史と英知の一部を垣間見ることが出来てうれしい。上棟前に読んでおけたら、もっと上棟を楽しむことが出来たかもしれない。

ちなみに私が借りた本は、初版で本で、現在出版されているのは改訂された第2版であることをお断りしておく。

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2007年1月28日 (日)

胴縁が張られる

今日は日曜日で休工。

先週は、電気屋さんが入っていたので、中に入ることが出来たが、今日は未だドアの入っていない玄関の開口部を合板で塞ぎ釘で打ち付けてあるので入れない。残念だが、物騒な世の中なので仕方ない。

外観は防水透湿シートの上に通気胴縁(どうぶち)と呼ばれる細長い木の板が打ち付けてあった。これはサイディングを固定すると同時にサイディングと構造用合板の間に通気層を設けて、壁内の結露を防いだり、夏場の暑さによる輻射熱を防ぐためのもの。

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 ↑2F部分に胴縁が張ってある

横張りで、よく見ると空気を上方に逃がすための小さなスリットが、ところどころに空いている。以前別の現場で、「こんな小さなスリットで効果あるんですか?」と聞いたところ、「あるんでしょうねえ。心配なら横張りのサイディングを選ぶことです。胴縁を縦に張ることが出来ますので。」とのこと。残念ながら私たちが選んだ我が家のサイディングは縦に細長い。

Dobuchi2

↑よく見るとスリットが入っている

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2007年1月27日 (土)

軸組で、手刻みで建てるということ

いろんな工法がある中、軸組工法にしたのは、日本に昔から伝わる、建築物の本来の建て方であり、木の家らしさがいちばん味わえると思ったからである。そしてプレカット全盛の時代手刻みを希望したのは、やはり日本本来の建て方であり、特に仕上がりの美しさはプレカットに真似できないと思ったから。でも正直「プレカットでもよかったかな」と思ったこともある。

そんなモヤモヤも、先日の上棟の際吹っ飛んだ。大工さんが一本一本複雑に手刻みした仕口を目の当たりにし、柱や梁が、見事に正確に隙間なく組み合わさっていくのを見て、「ああ、これこそ日本の家だ!軸組にして、手刻みにしてよかったな」と思った。

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↑様々な仕口(上棟時撮影)

家造りは自然や伝統、文化と密接に関わっている。例えば台風が多い沖縄の家は軒が低く、重く大きな屋根で、屋根瓦は飛ばないよう漆喰で固められている。

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↑沖縄の住居(国指定重要文化財中村家住宅・北中城村)

使う材料も入手が容易なものを使うので、ヨーロッパに行くと石が多かったり、アジアや中東などでは日干しレンガをよく見る。アメリカの家は、開拓時代いかに早く建てるかが課題であり、壁をたてこみ、屋根を張るだけで家が出来る2×4の技術が進んだと聞いたことがある。

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↑スイスの首都ベルン旧市街の町並み 石造りの家が並んでいる

日本の場合はやはり木が重要な位置を占めている。木が他の素材に比べて特に優れているのは、比較的加工しやすく、板や柱、建具など大小さまざまに加工できるところだ。ただし、それには道具と技術が必要である。だから木材を加工するための工夫を凝らした様々な道具が進化してきたし、それを使う職人の技術も長い年月をかけて発達し、今日まで伝わってきているのだ。

日本の家は近年多様化し、無国籍化してきた。構造も2X4や、プレハブの家が増えてきた。地震やコスト、生活スタイルの変化や個人の嗜好の多様化、景観を大切にしない国民性等を考えるとやむを得ない面もあると思う。いろいろ偉そうなことを言いつつも、私の家だって土壁ではなく、立派な?断熱材が入っているのだから。

ただ法隆寺以前から伝わってきた技術を失なわれていくのは純粋に惜しいし、それが直ちに絶えることはないにしても、その技術が寺社や一部のお金持ちの住宅の建築に使われるにとどまり、一般の民家で使われることがなくなってしまうようになる時代が来るとしたら残念でならない。 我が家一軒軸組で建てたところで、今の日本の住宅事情は何も変わらないが、それでも一人でも多くの人に、日本の本来の建築方法である軸組工法のすばらしさを知ってもらえればと思うのである。

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2007年1月24日 (水)

電気関係の打ち合わせ

急遽電気関係の打ち合わせをすることになり、午後から仕事を休んで現場に行った。

最大の懸案は、リビングのエアコン取り付け位置。
1Fも2Fも外部に面した壁は家具を造りつける予定だし、南側サッシの上は、シャッター付きサッシのためシャッターボックスと干渉して配管が抜けない。真壁なので、柱をまたいで設置したくない。配管も部屋の中には出したくない。悩んだ末、1Fは東側に、2Fは西側に何とかスペースを見つけ一件落着。そのほか、コンセントや照明、スイッチの位置等について若干の変更。配線工事はすごい勢いで進んでいて、ぎりぎり変更が間に合ったという感じだ。

断熱材の入れ方について打ち合わせ。柱に穴をあけて、水平方向に貫(ぬき)と呼ばれる材を通す伝統的な工法を取っているが、これに伝統的でない断熱材を入れる工法を組み合わせるため、断熱材の施工が難しい。要するに貫が邪魔なのだ。真壁のところは貫に密着させて内壁を張るので問題ないが、大壁のところが問題になっていた。外壁(構造用合板)と貫の間に断熱材を入れると、貫と内壁の間に空間が出来てしまう。断熱材をもう一枚入れるほどの隙間でもない。結局断熱材の貫で押さえられている部分に切り込みを入れ、内壁側まで断熱材をふくらませ、貫を包むように施工するということで一件落着したが、はたしてうまくいくのか。

外壁は構造用合板の外に透湿防水シートが張られた状態。家の中は4人の大工さんで天井をはったり床材を加工したり、みんな上棟時同様に黙々と働いている。「みんな私たちの家のためにありがとう」本当に感謝の気持ちでいっぱいになる。

帰りに外の道に出て、棟梁と話す。
「飛騨の雪はどうですか?」
「雪は全然なかったな。今年は暖かい。変な年だ。」
「しかし速いペースで進んでますね。こちらも打ち合わせが追いつきません。」
「そうだな。だいぶ出来てきたな。4人入ってるでな。」

このとき下校途中の数人の小学生が我が家を見上げながら歩いていった。
「子供らも毎日見上げては驚いておるに・・・。」

棟梁も家を見上げ、満足そうな表情でつぶやいた。

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2007年1月20日 (土)

瓦と床が張られた!

およそ一週間ぶりに現場に行った。

外観で最も変化があったのは屋根瓦が載ったこと。
Kawara 瓦は担当のYさんが選んだものをそのまま採用。丸栄陶業という碧南市のメーカーのカパラスKS40だ。洋瓦で丸い膨らみがあるのが特徴。

同社のHPによると、「南欧風のデザインを再現した」そうだが、色については「銀いぶし」を採用したため洋と言うより和な雰囲気に。もう少し濃い色かと思ったが割と薄くてしぶい色である。

妻は「ぽこっとした膨らみがかわいい」と喜んでいる。
仏閣好きな私の母も「寺院などで使われている瓦に似ている」と皆に好評である。

Mado 外観のもう一つの変化は、サッシが入ったこと。大きなサッシについては枠のみであるが、小さな窓は既にガラスも入っている。家らしくなってきた。

内装は、1F、2Fとも床が張ってあった。
例のアカマツの床だ。
合板で保護してあるので見えないが、壁が出来るために保護されていないところで確認することが出来る。

やはりアオが入っているものが多くその点は少し残念。サンダー仕上げしてあるのか、先日持ってきてもらった見本の材よりも表面がつるつるに仕上がっていた。仕上げは少しは楽になりそうである。

トイレ部分だけはカラマツだ。特に理由があってそうしたわけではなく、単に材が足らなかったからである。色は全体に赤っぽいが、マツより均質な感じがする。
早く床全体を見渡したいものだ。

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2007年1月15日 (月)

構造用合板が張られた!

今日は日曜で現場は休工。
静かな現場をのぞいてみた。
Zenkei 外壁は構造用合板に覆われ、上棟の時のような木だらけの状況が確認できないのがちょっと残念。サッシの位置には穴があけられているので窓の位置がよくわかる。
屋根も張られ後は瓦を張るだけになっている。
今週火曜日頃に天気が崩れるという予報だが、それまでに瓦は葺けるのだろうか。

中に入る。
床は大引が設置された状態。
壁面は外側に張られた構造用合板が見える状態なので、間柱や貫、アンカーボルトが確認できる状態。貫には既にくさびが入っている。
Marutahari 2階リビングのトレードマークであるアカマツの梁は、曲がりはほとんどなく、かなりの太さのものである。完成したら毎日お目にかかることになる梁だ。にやにやしながら現場を後にした。

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2007年1月10日 (水)

とうとう上棟!

いよいよ今日上棟だ。
一昨日から興奮してよく眠れなかった。

朝、天気は晴れ。少し緊張しながら我が家の近くまで行くと、既にクレーンのアームが延びている。現場まで到着すると、昨日から始まった大工工事で、現場は1階の柱まで立てこんだ状態になっている。基礎だけ見ていた時には、ちっぽけな家だなあと思っていたが、柱が立ってくると、存在感がある。

しばらくすると、大工さんが2台の軽四に乗り合わせて到着。一気ににぎやかになった。
メンバーを紹介してもらう。棟梁はじめ大工さん4名、クレーンのオペレーターさん、工務店の人。みんな飛騨からわざわざ私たちの家を建てるために春日井まで来てくれた人たちだ。

棟梁のMさんは色白で柔和な感じの人。棟梁というと職人気質の堅物というイメージがあるが、Mさんにはそんな印象はない。

作業開始。まず胴差を入れていくが、この光景は軸組ならではの圧巻である。クレーンでつり上げた材を下ろす。下で柱を支え、ほぞとほぞ穴を合わせる人。そしてかけやを持った大工さん2人が、設置する胴差の両端を同時にたたく。彼らの動作は実に見事で無駄がない。サッシが入るところで束を入れ忘れてやり直したり、ほぞを調整したりということはあるもののほぼ一定のペースでどんどんと組み上がっていった。

最近はハウスメーカーを中心に2x4やプレハブの家が増え、町中ではこのような家造りの景色を見ることも少なくなった。通行する人も物珍しそうに眺めていく。太い柱や間柱、ぬきのため、壁もないのに家の向こう側がほとんど見えない。「こんな家ありませんよね」担当のYさんが満足げに言う。

Joto 「自分が設計した家が建ち上がっていくというのはどんなもんですか?うれしいもんですよねえ?」と聞くと、「頭の中ではもう建っていますので、それよりも次のことが気になります。」なるほど、プロの言葉だ。私が前日寝れなかった話をした後、「実は私も久しぶりに眠れませんでした」と言っていたのを思い出した。しかし、眠れなかった理由はおそらく私とは大きく異なる。私のように浮かれて寝られなかったわけではない。いろいろ気になるところがあったのだろう。事実Yさんは2階の梁が上がるとすぐに足場を駆け上がり、前から少々問題になっていた2階の窓のところにコンベックスを当てていた。

屋根束が建つ頃には、周囲は暗くなりはじめた。「こんなに暗くなってきて作業が続けられるんだろうか。今日中に上棟できるのかなあ」と思っていると、足場につけた照明がついた。「あんなところに照明があったんだ・・・。」そして、ついに棟木があがると、そこに地鎮祭で受け取った御幣とお札がつけられた。無事に上棟が済んだことを祝う棟梁の言葉があり、一本締めで完了。

みなさん本当にお疲れさまでした。今日一日だけでも、多くの人が現場に出入りし、いかに多くの人が私たちの家造りのために、汗を流してくれているかよくわかりました。特に大工さん。いつも現場の仕事をしているとはいえ、早朝から真っ暗になるまで重いかけやを一日振り回していて、たいそう疲れたことでしょう。今日はゆっくりお休みください。そして、明日からもよろしくお願いします。

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2007年1月 8日 (月)

アカマツの床材

今日は今年最初の打ち合わせ。
主に電気関係についてだ。それと上棟の打ち合わせ。
当初お願いする予定だった電気屋さんは弱電関係が弱そうだったので不安に思い、無理を言って年末に変えてもらった。今度は岐阜の電気屋さんとのこと。

床の見本を持ってきてもらった。担当のYさんが「これは他にはない本当のオーダーメイドですよ」と胸を張る。Yさんにはこれまでにもいろいろわがままを聞いていただいたが、床材は特に苦労をかけたひとつである。
マツは昔から床材として使われていた樹種なので、当初私は気やすく「国産アカマツで」と要望を出した。だが、これがかなりの難題だったようだ。マツクイムシ被害の影響か、ロシア産アカマツに押されでか、製品としてはほとんど出回っていないようである。結局、我が家のために持っていた材をひいてもらうことになった。

Yuka1 ←国産アカマツの床材。右下の赤味がかった材はカラマツ

厚さ4.5cm、床材としてはなかなか見たことがない厚さである。幅は約15cmでモルダー仕上げ。ただしほかの幅も加わる予定という。
「辺材に変色があったり、ひび割れがあったりと、品質にばらつきがありますので一度悪いものを見てもらえと言われまして・・・」

確かに辺材には青変菌による変色が見られるし、ひび割れや大きな節もある。一部には死に節も。しかし、青変菌が入っていてもマツクイムシの被害木でもないかぎり、強度的には影響がない。節も素材の味だし、ひびや死に節についても、4.5cmも厚みがあり問題がない。きれいなものばかりをみんなが使ったら資源の有効活用にはならないし、安くつくので了承。

Yuka2

← 左2枚がアカマツ 右はカラマツ

Yさん「悪い材はクローゼットなど、使用場所を選んで使用します。変色はすこし濃いめの塗料を使うと目立たないでしょう。ひび割れは着色の前に補修するとよいです。放っておくとそこから乾燥が進み、反りの原因になります。節の部分などざらつくところはサンダー仕上げしてやるといいでしょう。」
それを聞いて私は「うーん」とうなってしまった。なにしろ仕上げと塗装は施主施工という約束である。かなりの面積なので恐怖である。

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2007年1月 3日 (水)

基礎が出来た!

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

本来ならば昨年中に上棟するはずだったが、地盤改良が必要となったために、年を越すことになった。
上棟は今のところ10日の予定である。

Kiso 現場は今正月休み中。ちょうど基礎が出来上がったところである。
基礎が出来ると部屋のレイアウトや大きさが分かり、出来上がりがイメージしやすい。
やっと家らしくなってきたなあという感じである。
さんざん悩み、打ち合わせを繰り返している照明関係の打ち合わせを8日に行う。
それまでにもうひと悩みしなければ・・・。

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2006年12月12日 (火)

地盤改良をする

家の取り壊しは、ちょっと見に行く気になれなかったのでまた少しあいてしまった。
その後地盤調査が実施されたがショッキングなことが・・・。
貫入試験をした結果、3m近くまでN値が低い層が続いているという。
ここは昔田んぼだったからなあ。。。。

結局柱状式地盤改良というのをすることになった。
これは、地盤支持力が得られる層まで、基礎の形にあわせて径50cmの穴をいくつも掘り、そこに地盤改良材を埋めるというものらしい。「既設の家も建っていたし、きっと大丈夫でしょう」と言われており、安心しきっていたが、プラス70万円の出費となりちと痛い。でも家が傾いても困るので仕方がない。玄関ドアを木製に変更しようかと相談していた矢先のことであったが、そんな話は調査結果で一気に吹っ飛んだ。

Kairyou

地盤改良の養生状況を見てきた。
きれいにならされていた敷地が掘り返され、穴だらけになっている。中には改良材が入っていた。畑と間違えているのだろうか、ハクセキレイがひっくり返した土の上を歩いていて、何もいないことがわかると飛び去っていった。

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2006年11月10日 (金)

HOLZ三河へ行く

三河材流通加工センター(HOLZ三河)を見学する機会に恵まれた。
前に見学した時は、加工施設が完成する前だったので、当時と比べると大きく様変わりしていた。
原木市場、製材、乾燥、防腐、プレカットなど木材の流通から加工までの施設がすべてそろっており、規模も相当なものだ。
市場の土場では昨日開かれた市で落札された原木を仕分けしているところであった。

いろんな施設のうち、家づくり中の私にとって何よりも興味深かったのは、プレカット棟だ。
施設の規模は言うまでもないが、工務店名と施主の名が入った出荷待ちの材の山がいくつもあったのには感慨深かった。中には見学会に行ったことがある工務店も・・・。きっと施主は私達と同様、家の完成を首を長くして待っているのだろうな。そして私たちの家の柱は、ここにはないけれども、きっと今頃飛騨のどこかでつくられているのだろうな。

Shijo_1

昨日行われた市で競り落とされた原木を、落札者毎に分ける

Sugihinoki_4

心材が赤いのがスギ、まだらなのがヒノキ

Kei52_2

末口径52cm長さ4mのスギ 材積はほぼ1立米だ こんなに立派でも2万円強という

Precut

出荷を待つプレカットされた横架材等

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2006年11月 8日 (水)

「木材の識別と活用方法」研修を受ける

昨日の話である。県の森林・林業技術センターが主催する研修「木材の識別と活用方法」に行ってきた。

木材の識別の必要性についてのエピソードがある。それは今回取り壊す実家を建てたときにさかのぼる。私は当時生まれたばかりだったので当然記憶はないが、母から聞くところによるとこうだ。

公務員だった父と私たち家族は、当時官舎に入っていたが、改築か何かで、その官舎を出なければならなくなった。そこで、急遽家を建てることにしたらしい。やっと土地を見つけ、生命保険まで解約して金をつくり、足らない分は借金して150万円で、ある工務店と契約した。国産材がまだまだ高かった時代ではあったが、柱はヒノキにした。ところが上棟後のある日、その柱がヒノキでなく輸入材であることに気づいたのだった。父は既に100万円まで支払っていたが、残金を求める工務店に対し、「金が欲しければ柱を換えるよう」求め、ついには工務店は父から金を取ることをあきらめたという。

現在では、よほど怪しいところに頼まない限りこんなこともないとは思うが、「木の家を建てようとしている者が材がわからなくてどうする」ということで研修を受けた。 

「研修を受ければひとめでどんな樹種かわかるようになる」と思っていたわけではないが、樹皮もついていない辺材だけでは肉眼で見ただけではなかなか樹種まで特定できないのだそうだ。そこでルーペを使った実習が始まる。

先ずルーペで木口を見、導管の有無から、針葉樹であるか広葉樹であるかを判断する。導管が見えない針葉樹であれば、樹脂道という小さな穴の有無を見てマツ類かスギ、ヒノキ等かを見分ける。また、導管がある広葉樹の場合はその導管の配置から樹種を推定する。今回のサンプルは、いずれもわかりやすく木口を平滑に磨いてあったが、ノコの刃跡が残るような断面では識別は困難であろう。

午後からは近くの工務店の三河材を使ったモデルハウスを見学したが、木口が見えている材はほとんどないし、床などはウレタン塗装が施してあって、なかなか学んだことを検証することができなかった。まあ、使用している材はほとんどスギ、ヒノキ、マツだったのだが。

さて、家づくりにどう生かすかって? う~ん・・・。

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2006年11月 5日 (日)

地鎮祭を行う

たいへん長い間更新をさぼっていた。その間に実家の建替計画は、決して「着々と」とは言えないが一進一退を繰り返しながら進み、何とか今日無事に地鎮祭を行った。

地鎮祭と言ってもウチの場合は建替なので、家を取り壊す前に行う感謝祭を兼ねたもの。
だから未だ家は建った状態で行うことになり、よく見かける更地で行われている地鎮祭とは少々趣がちがう。
ちなみに形式を大切にされる人は、それぞれの祭りを別にされるようだ。

神主さんは、工務店を通じ春日井市二子町にある白山神社にお願いした。
本来は地鎮祭は午前中にやるものらしいが、大安であったこともあり、神主さんの都合で午後に。

参加者はウチの家族3人と工務店さん3人そして神主さんの計7人。
更地で行う地鎮祭同様、建築予定地の周りに笹をたて、縄を張る。
家の南にある庭に、家に向かって北向きに祭壇を設け、そこに祭壇を設ける。
その上に鯛、乾物、野菜、果物等が載った三宝を乗せ、酒の入った銚子や塩、洗米も並べる。式の直前、鯛を保冷バッグから出し忘れていることに妻が気づきあわてて祭壇に乗せる。神主さんが厳かに祝詞をあげるが、何しろウチの庭は狭いので背中が庭木に当たり窮屈そうで気の毒である。途中施主、家族、工務店の順番で玉串を捧げる。そして滞りなく式を終え、御神酒で乾杯。最後に土地の四隅に米、塩、酒をまいて終了した。

家の取り壊しは7日(火)から始まる。
私が1歳の時に建てられた家だから築39年近い。
途中大学や就職、転勤、結婚で、いなかった時期も十数年あるが、それでもこれまでの人生の中で最も長い時間いた場所には違いない。
そんなわけで今日は私にとっては地鎮祭と言うよりも感謝祭の意味あいが強い。
ちなみに危うく出番を無くしかけた鯛は、神様に捧げた後、鯛飯となって我々の胃袋に収まった。

Jichin←施主であったので、式の途中の写真が撮れなかったのが残念
右は授与された御幣 上棟時に屋根裏にあげるそうだ

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2006年3月22日 (水)

珪藻土ぬり体験会に行く

先回書いた「ハウジング&リフォームあいち2006」で、珪藻土をPRしているところを見た。株式会社丸協という工務店のブースでのことである。自然素材である珪藻土には興味があり、是非マイホームに使用しようと思っていたところだった。

住宅の壁面に見立てた小さなパネルに珪藻土を塗る体験が出来るようになっていたが、妻はそれを見つけるが早いか、すぐに担当さんが持っているコテに手を伸ばし、早く塗らせろと言わんばかりに「いちどやってみたかったんですぅ~」。担当さんも少々圧倒されつつも、基礎の基礎を教えてくれた。

「そんなに興味があるなら来週『かべぬり体験会』を開催するので、是非来ませんか」ということでビラをもらった。どうやらよくあちこちで開催されているサメジマコーポレーションの珪藻土体験会の一環ということらしい。

当日丸協さんの倉庫に集合。先日の担当さんが笑顔で迎えてくれた。今日はこの担当さんが教えてくれるようだ。担当さん改め先生と呼ぼう。集まったのは、お子さんを二人連れた近所の奥さんと私達というアットホームな雰囲気。倉庫内には新しいプラスターボードが張ってあり、その前で簡単なガイダンスを受ける。

「新築の場合はプラスターボードに直接塗ります。そのときプラスターボードの継ぎ目がある場合はクラックが入りやすくなるのでパテで溝を埋め、ファイバーテープを貼り、さらにパテを塗ってから珪藻土を塗ります。リフォームで、現在ビニルクロスが張ってある場合は、先ずタッカーでクロスが浮くことがないよう留め、クロスの汚れが浮き出ないようシーラーを塗り、その上から珪藻土をぬります。今回は新築を想定してプラスターボードに塗ります。」

今回はプラスターボードに継ぎ目が無かったのでパテやファイバーテープは使わない。
しかしいきなり塗り始めるわけではなく、先ずやらなければならないのは養生。養生とは床など汚したくないところをシートやテープで被うことだそうだ。大面積になるとこれが結構面倒とのことである。最初にマスキングテープとビニルシートが一体化したようなマスカーと呼ばれるテープを大まかに貼っていく。

youjou その後、塗りしろ(今回は2mm)を残して、マスカーのテープ部に重ねる感じで巾木にマスキングテープを貼っていく。2mmを一定に保つのはなかなか難しい。焦るとべたべたとテープが指先にくっつく。テープを長く出しすぎず、指先の点で押さえながら張るのがコツだそうだ。

次に材料の調製。バケツに水を一定量注ぎ、その中に珪藻土の粉末を入れる。後から水を入れると材料がバケツの隅にこびりついたりして、ちゃんと混ざらないことがあるからだという。その後バケツの中に巨大なハンドミキサーの先端をつっこみ5分ほど攪拌する。材料はかなり粘度があって、ミキサーをしっかり持っていないと本体が回ってしまいそうである。

カタログ等には「水の分量は正確に」と書いてあるが、見ていると結構いい加減。「すこしゆるいなあ。もうすこしかな」といいつつ、珪藻土を追加してまた攪拌。妻は「ツノが立つくらいの固さでいいんですか?」などと聞いている。ケーキでも作っている気になっているらしい。

nuru2 材料が出来るといよいよ待ちに待った塗りに入る。コテで少量を取り、壁に塗ろうとするが、最初は要領がつかめずコテから材料が落ちそうになる。しかし徐々に要領が良くなり壁にちゃんとのせることができるように。やる前は、「素人が塗ると厚くなってしまうのかな」などと思っていたが、そうではないらしい「仕上げはあとでやりますから、どんどん載せていってください。塗り方がうすいとジャリッと言います。まだ薄いですね。」

kansei 壁の中央部に塗るのは比較的簡単だが、隅の方に塗るのが難しい。特に角の部分はコテの後ろの角をうまく使って塗らなくてはならない。そして仕上げにかかり、荒塗りした珪藻土を極力平らに均そうとするのだが・・・。隣で先生がやるとあっと言う間に美しく仕上がる。飲み屋などでわざとコテの跡をつけた壁を見ることがあるが、そのようなものも自由自在。私の方はなかなかそうはいかない。そして、うまく仕上げたつもりでも、最後にコテを壁から離した部分にムラが出来、きれいにならない。が、所詮自分の家ではないのである程度のところで妥協して完成!

先生曰く、「小さい面積よりも大きな面積の方がうまく塗れます。養生は出来れば前日にやって、朝から塗りに入ると良いでしょう。暗くなってくると焦りますから。季節はいつの時期が良いとは言えませんが、暖かいときの方が乾きが良いです。」

この後会議室に移動して珪藻土についてレクチャーを受ける。珪藻土が持つ調湿性等の効果の説明や珪藻土ならば何でも良いわけではなく、産地や使用する固化材にも注意する必要があることなどを、実験をしながら学んだ。気になる値段の方は珪藻土だけで2100円/m2。これにマスキングテープ等の材料代や器具等レンタル料2000円/3日が必要とのこと。プロに頼むとさらに左官屋さん1人工当り20000円程度がかかるという。

終わってみて「もう少し練習すればセルフビルドも可能かな」と思った。安くあげることが出来るし、何よりも自分の家を自分の手でつくる楽しみがある。しかしさすがに和室の壁を自分で塗るにはかなり勇気がいる。やるとしたらリビングや寝室など、場所を選んでやってみたい。「実際施工する前にもう一度体験会に来るといいですよ。」と先生。どうやらその方が良さそうである。

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2006年3月12日 (日)

エコキュートで床暖房

今日は名古屋市の吹上ホールで開催されたハウジング&リフォームあいち2006に行って来た。
工務店や住宅、建材、設備のメーカーなどが出展しているイベントで、似たような企画はよく行われている。新しい工務店を見つけたいという気はないが、建材や設備について、日頃疑問に思っていることを聞くには良い機会だ。

中部電力のブースに立ち寄ると、オール電化を推奨する各メーカーが子ブースを構えている。真っ先に私が捕まった(失礼)のはコロナ。ここではエコキュートで沸かしたお湯を使った床暖房を紹介していた。エコキュートの床暖房は魅力的でかつていろいろ調べたことはあるが、疑問に思っていた質問をいろいろぶつけてみた。そのときの会話をまとめてみた。

Q コロナは石油ストーブのメーカーだと思っていた。実績が無く技術面で不安がある。
A コロナは確かに石油ボイラーや石油ファンヒーターのメーカーである。しかし、地球温暖化が問題になる中、燃焼器具のみに頼っていては先がないという危惧があり、この分野に進出した。コロナのエコキュートはヒートポンプ分野で実績があるアイシンと共同開発している。他社に先行して発売し、他社にOEM供給しているほどで、エコキュートではむしろ実績がある方である。

Q 床暖房は無垢のフローリングは使えないのではないか。
A 無垢のフローリングを使うと暴れや収縮の原因になるので使わないほうがよい。床暖房も使用できる加工をした無垢調の材が販売されているので、それらを使って欲しい。

Q 床下に水を通すことに不安がある。水漏れなどはないか
A 材料は全て試験済で水漏れすることはない。老朽化によりジョイント部からの水漏れはあり得るが、水漏れは床下点検口を設けて点検することが出来る。エコキュートで沸かした水道水をそのまま送っているのではなく、車のクーラントのような液体を熱交換によって暖め、床下に流している。その量は全量でも15リットルほどであるし、万一あるレベルよりも液体が減ると自動的に循環を停止するようになっているので、床下がプールになることはない。

Q イニシャルコストが高いのでは。
A 確かに高いが、15年から20年の使用を考えると、ランニングコストが低いことからトータルコストは下がる。

Q それは、故障がなかった場合ではないか。電気温水器等と比べると複雑な構造であり、故障が多いのではないか。
A ヒートポンプユニットを別にするなど、万一の故障に対して修理しやすい構造になっている(そういう意味ではないのだが)。

Q 定期的なメンテナンス費用がかかるのでは。
A 頼まれれば行くが、必ずしも毎年点検が必要なわけではない。床暖房用の液も自分で補充できる。

Q タンクの容量を大きくしなければならないが、冬場の暖房のためだけに多くの湯を沸かすのは不経済ではないか。
A それまでのお湯の消費実績から65度から90度までの適切な湯の温度を設定する。また、沸き上げる湯の量を調節するため、必ずしもタンクの容量が大きくなることが不経済にはつながらない。

Q 床暖房だけで本島に部屋全体が暖まるのか。
A 床の7割程度にパネルを設置することで、補助暖房なしとすることが出来る。ただし、暖まり始めるまで多少時間がかかるのでエアコンを併用すると良い。

いろいろな質問にただちに丁寧に回答してくれた担当さんありがとう。
せっかく説明を聞いたけれども、私が導入に躊躇するのはやはりイニシャルコストと耐久性。
また、大丈夫と言われても特に2Fに使用するのは何となく抵抗がある。
最大20畳というのも私のような二世帯住宅への導入には中途半端(親世帯のみ使用する手はあるが・・・)。

でも予算にゆとりがあり、単世帯住宅で、1Fにリビングがあって、オール電化で、床暖房が欲しいならば検討してみる価値はあると思う。

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2006年2月 5日 (日)

3Dマイホームデザイナー2006を買う

私が家をほしがっていることをまるで知っているかのようなタイミングで、メガソフトというソフト会社のからダイレクトメールが来た。3Dマイホームデザイナーというソフトの優待販売の案内である。

ホームページを見てみると、簡単に間取り図が出来て、立体イメージも出来、色の塗り替えなど自由自在で、住宅設備会社等とタイアップしていて、家具やキッチン、窓なども、実在のパーツをレイアウトでき、工務店が持っているプロバージョンともファイル交換が出来るといういいことづくめのソフトである。

「実際に住んでみると、間取り図ではわからなかった問題点がいろいろ出てくるよ」と、新築した人から聞くことがあるが、そんな事態は極力さけたい。というわけで妻を説得して購入してみた。

早速使ってみる、なるほど、間取りの入力は基本的にはリビングや玄関といったアイコンをドラッグするだけ。サイズもドラッグで半畳単位で変更できる。メーターモジュールにも対応している。大まかな間取りが出来たらドアや窓、キッチンなどを数ある部品の中から気に入ったものを選んで配置していく。リストにない部品や新製品をダウンロードすることもできる。

次に屋根を作成する。屋根は切妻や寄棟を選択すれば、自動的に生成してくれるし、ある程度は自分で決定できるが、複雑な屋根の形状の作成は難しい。

最後に立体化ボタンを押すと、指定したとおりの屋根で、あっと言う間に建物が立ち上がり、表示される。その後内外の壁の色や模様、外構を設定すれば出来上がり。おおざっぱな入力ではあるが、週末の2日間で入力できた。

入力も無事済み、ここからもなかなか楽しい。外観は建物をくるくる回して好きな方向から見られる。家の中についても、壁やドアはもちろんトイレや風呂も好きな位置から近づいて見ることが出来、外観や内装を決めるには、大変すぐれている。また、ルートをあらかじめ入力しておけば、そのルートを歩いて通る(ウォークスルー)機能もあり、実際に玄関やリビングに入った時どう見えるかなどをCGで知ることが出来る。

3DHOUSE ←プランの一つを入力してみた

改善の余地があるところと言えば、

1 例えば家を回すときは画面の一部をドラッグでつかみ回すのだが、自由に操れるようになるまではかなりの習熟がいる。もっと簡単に感覚的に出来るとよい。

2 複雑な屋根の形や、勾配天井など特殊な内外装の入力をすることができない。

3 真壁の場合、柱1本1本入力して着色する必要があり面倒。

4 間取りを変更すると勝手に外壁の一部の色が変わっったりする。

5 例えば壁の中にフェンスを設置してしまうと取り出すのが困難になるなど、エクステリア等を誤って変な位置にドラッグすると、消去が困難なことがある。

等である。これらの点については、私が機能を十分使い切れていないために出てきた不満もあるかもしれない。

ということで、私の判定としては「家づくりをいっそう楽しむための道具としてあれば便利で楽しい」というところだろう。私達が購入したのは、ある程度プランが出来てからだったから、すでに出来ていた間取りを入力するだけだったが、間取りを一から考える時に持っていたらもっと有効に使えたに違いない。

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2006年1月26日 (木)

デジカメの台頭と銀塩写真の衰退

今となっては20年も前の話だが、私がまだ高校生の頃、将来家をたてたら欲しいと思っていた部屋が2つある。
一つはオーディオルーム。もう一つは暗室である。

私は当時部屋に暗幕を張って白黒写真を引き伸ばしていた。赤い光の中、印画紙に次第に浮かび上がってくる黒い陰をわくわくして見つめたものだった。そして「暗室があればいちいち暗幕を引いたり、風呂で印画紙を洗ったりする必要ないのになあ」と思っていたのだ。

今でも余裕があればリビングをホームシアター兼用にしたいとは思う。しかし、暗室はどうか。撮影する写真の多くはデジカメで済ませ、銀塩写真をほとんど撮らなくなってしまった。

なによりもすぐに見ることができるし、写真をトリミングしたり、補正して焼き付けたい場合でも、暗室の中で覆い焼きしたりする必要はなく、そこそこの性能のパソコンが1台あればよい。さらに膨大なネガやポジを保管しなくても、これまたパソコン一台あればことは済んでしまう。これらの利便性から、デジカメの台頭と銀塩写真の衰退は、逆流することのない世の中の流れとなっている。

最近になって相次いで衝撃的なニュースが報道された。ニコンがフィルムカメラから、コニカミノルタがカメラ事業から撤退するというのだ。これらの会社はこれまで様々な名機やフィルムを生み出し、写真愛好家にとっては愛着がある会社ばかりである。デジカメが復旧しはじめた頃、写真雑誌等に、「デジカメは画質がまだまだである。フィルムカメラはプロやマニアに愛されるため、無くなることはないであろう」という記事が載っていたことを思い出すが、デジカメやプリンタのこれほど早い進化を誰が予想したろう。おかげでデジカメは、ものすごい速度で陳腐化しており、数年前のデジカメにはほとんど価値がない。

今後さらに進化した様々なデジカメが生まれることは楽しみではあるが、フィルムカメラが消え去っていくことは、かつてカメラの露出が自動となり、モータードライブが当たり前になり、オートフォーカスが当たり前になった時々に感じた以上の寂しさがある。

それは、写真の媒体が「フィルム」という目に見える確実なものから、目に見えない不確かな「データ」に置き換わり、何枚撮っても金がかからず、いらないコマは、一瞬にして消し去ってしまうことが出来るというその簡単便利な特性が、写真そのものの価値までもを何かしら軽いものに下げてしまったような気がしてならないからである。

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2006年1月10日 (火)

北の住まい設計社NAGOYAに行く

一昨日のこと、「北の住まい設計社NAGOYAが出来たので、行ってみよう」と妻に誘われた。

聞いたことのない会社だったが、名前からして工務店か設計事務所。

「これ以上候補の工務店増やしてどうするんだよ」という私の心の中の叫びが聞こえたのか、妻は言う。

「北海道で家をつくっている会社だけど、家具の製造販売、雑貨の販売もしているのよ。そこの家を建てたいのではなく、家具が見たいの。」

(ほっ。。。)  「じゃあ行くか」

愛知郡長久手町の住宅地の一角にあるその営業所は三角屋根のガルバニウム鋼板張りのシンプルな外観。

「素敵な建物ねえ」

白を基調にした店内には、チェストやベッド、テーブルやイスなどの家具をはじめ、キッチンや雑貨、木のおもちゃなどが展示してある。どれも天然素材を使ったロハスな感じの商品ばかり。ただし家具の値段はお高め。

「このベッドもいいねえ。ほんとこんなのが使えたらいいわあ。」

(おいおい)

妻はたいそうご満悦である。

妻と私の趣味は異なるところが多く、私は基本的に「和」を好み、妻は「洋」を好む。家具について言えば、私の好みはナラやケヤキなど日本の広葉樹を使った無骨で直線的なデザインのものであるが、ここのは使用している木材もパインなど外材で、すこし洋風のデザインのため、それほど興味がわかない。ただし、これは趣味の問題で、職人さんたちの名誉のために言っておくと、どの家具も材料、品質ともに申し分なく、どれも時間をかけ、丹誠込めてつくられたものばかりである。引出しを抜いてみたりして、見えないところまでアラ探ししても、非のつけ所はない。だからこそ妻がウットリしているのだろう。

こんなわけで妻が商品を物色している間、私は建物の床を見たり柱を見たりきょろきょろしていた。軸組で内側は真壁なのだが、柱まで白く着色してあるから雰囲気は洋風である。1階の一部は吹き抜けになっていて2階と一体的になっている。外はかなり寒かったのでコートを着て入店したが、歩き回っていると暑くてたまらない。店内は無風なのに何で暖房しているのだろう。壁掛け型の普通の家庭で使っているようなエアコンがいくつかついていたが、どれも動いていない。床暖房だろうか。

1Fに白いパネルヒーターのようなものを2基発見した。店員に暖かさの秘訣を聞く。

「あの白い機械はドイツ製の蓄熱暖房です。深夜電力でレンガを暖め、その熱を徐々に放熱しています。今はあれだけで暖房していますが、外断熱やトリプルガラスの木製サッシの効果もあって、電気代も安くて助かっています」

帰宅後ネットで検索するとスティーベルというドイツの会社の製品(http://www.chikunetsudanbou.com)らしく、国内でもある程度使われている製品のようだ。やはり高気密高断熱の家で最も効果的らしい。
次にこれまであまり気にしていなかった高気密高断熱について調べて始めた。
それを見ていた私の妻は、

前からあんた言ってたじゃない。日本の家は夏に合わせて昔からスカスカで、それが日本の風土に合っているんだ。高気密・高断熱なんて必要ない!って」

確かにそう思っていた。しかし今年のようにこう寒くて、灯油の価格が高いと・・・。もう少し断熱について勉強してみる必要がありそうだ。

店員さんは皆好感が持てて、いい感じの店だった。特に女性が好む店だろう。

帰りに友人の子供に贈るため、おもちゃの木琴を買って帰った。

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2006年1月 3日 (火)

あけましておめでとうございます

本年もよろしくお願いします。

今年は家が出来るかな。

元旦は瀬戸市にある妻の実家訪問をしてきた。

瀬戸市の中心部、瀬戸川のほとりにある深川神社に初詣。昨年は人が多かったので少し遅めの時間に行ったのだが、昨年以上に列が出来ていて、かなりの時間待たされた。

おみくじをひいた。

私「末吉」妻「大吉」。

今の私が一番気になる項目はやはり「転居(やうつり)」である。私は「末吉」という、最近まれに見る悪さにおののき、すぐに縛ってしまったからはっきりとは憶えていないが、「良くない」という意味の言葉が書いてあった。

もっとも今回の結果は私のおみくじ歴からするとそれほど悪い方にはあたらない。

北設楽郡設楽町の田峯観音では、2回連続で「」をひいたことがあるし、天下の平安神宮でも「」をひいたことがある強運ならぬ「運」の持ち主である。まあ、それ以降もこうして生きてこれたのだし、襟を正してやっていけば何とかなるだろう。

omikuji ちなみに妻の「転居」は写真のとおり「さしつかえなし」。

帰りはいつもと違う道を歩いてきた。瀬戸の中心地は坂道が多く、狭い路地が入り組んでいて、路地好きの私にとってはたまらない。特に初めての道は興奮してきょろきょろしてしまう。妻に言わせるとこれでも昔ながらの景観はかなり失われてしまったという。

ああ。カメラを持ってこればよかったな。次は必ず持ってきてアップしよう。

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