2008年1月12日 (土)

自己登記をする ~保存登記編~

最後にやるのが所有権の保存登記。
これは重要な割には簡単で、申請書に住民票、登録免許税分の収入印紙、住宅用家屋証明書を添付すればよい。

住民票は、表題登記の時に原本還付請求しておけば、再利用できる。
登録免許税は、法務局で教えてくれる課税価格に課税率4/1000を乗じて算出するが、租税特別措置法第72条の2により、住宅用家屋である証明を添付すれば、1.5/1000と半分以下に減じてくれるので、利用しない手はない。

この適用を受けるためには、表題登記完了後、市町村役場で住宅用家屋証明書を交付してもらい、登記申請書に添付する。多くの市町村の場合、固定資産税業務を担当している課で交付してくれる。

登記が完了すると登記完了証と、登記識別情報通知書という目隠しシールを貼った紙をくれる。
「昔の権利書に当たるものですから、大事にとっておき、人に見せたりしないでください」と念を押された。
最後に登記事項証明書と建物図面を交付してもらい、正しく登記されているか確認した。

普段は敷居の高い印象のある法務局だか、登記相談の窓口で細かなことも丁寧に教えてくれ、権利関係もシンプルだったこともあり意外に簡単に出来た。
お金も浮いて、最初は「自分でそんなこと出来るの?」と懐疑的だった妻もニッコリ。

人によってはこれに抵当権設定の登記などが加わるが、Kさんによると融資を受ける金融機関から紹介された司法書士を使わないとだめだったという。
また、彼の場合抵当権以外は自己登記したが、これらも抵当権設定の都合上、建物が完成した後速やかに登記する必要があったというので注意が必要である。
それ以外の人でも不動産登記法では滅失や新築後1月以内に登記申請しなければならないことに一応なっているので、早く済ませておいたほうが良いだろう。

登記にかかった費用をまとめてみる。
合計で17,714円
これに建築確認申請書等のコピー代、ガソリン代、テキスト代等がかかった。
そして何よりも申請書を作成したり、法務局に出向いたりする手間がかかる。
以下に内訳を記載しておく。

滅失登記
工務店の登記事項証明書 1通 1,000円
工務店の印鑑証明書 1通 500円
取り毀した家の登記事項証明書 1通 500円(必ずしも必要ない)
計2,000円

表題登記
住民票 1通 300円
建物図面各階平面図用紙(10枚入)送料込514円
建物図面の写し1通 500円(確認用)
計1,314円

保存登記
住宅用家屋証明書 1通 1,300円
登録免許税 12,600円(課税価額により変わる)
登記事項証明書 1通 500円(確認用)
計14,400円

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年1月 6日 (日)

門松としめ縄

久しぶりに明治村に行った。

「日本各地の門松・しめ縄めぐり」という企画をやっていた。
その土地特有の門松やしめ縄を、村内の建物に飾るというものである。

明治村のリーフレットによると、門松は歳神様を迷いなく迎えるための目印という。
また、しめ縄は、地鎮祭の時のように縄を家の周囲に張り巡らせるのが本来の形で、現代のような点的な「しめ飾り」になったのは明治以降という。

Saionji
↑ これが本来のしめ縄?

しめ縄など、どこも同じと思っていたが、なかなか地方性があり面白い。
東松家住宅に飾られた門松としめ飾りは、名古屋らしく?かなり派手。
宇治山田郵便局のは、御伊勢さんのお膝元らしく、太く重厚感がある化粧回しのようなしめ飾り。
京都七條巡査派出所で警官に扮していた係員さんは、京都のしめ飾りの特徴と作り方についていろいろ教えてくれた。
この企画、今月31日までやっているので近隣にお住まいの方は是非ご覧あれ。

Nagoya_2
↑ 東松家住宅

Police_3
↑ 京都七條巡査派出所

Rohan
↑ 幸田露伴住宅「蝸牛庵」

ちなみに我が家は、玄関廻りにしめ縄を固定する場所が無く、というか釘等を打ちたくなかったので、今年はミニチュア門松にした。
でもいろいろなしめ縄を見て、昔ながらの和のしめ縄もよいな~と思った。

さて来年はどうしようか。
鬼が大笑いしそうだ。

Mykado
↑ 我が家のミニ門松

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自己登記をする ~建物表題登記編~

あけましておめでとうございます。
新年早々堅い話で恐縮だが、昨年の続きで登記の話を・・・。

少々厄介だったのは、建物表題登記である。
これには、建物図面と各階平面図という図面を添付する必要がある。
建物図面は土地の何処にどんな形の建物が建っているか示したもの。
各階平面図は、階毎の建物の形状と、面積を示したものだ。

用紙はバインダー用の穴があいた厚手の専用のものが必要である。
大型の書店や文具店に行けば売っているのかもしれぬが、探し回る時間がもったいないので私はネット通販で日本法令という会社の用紙を買った。

私はCADで書いたが、もちろん手書きでもよい。但し、線は0.2mm以下の細線で書かなくてはならない。
前回出てきた自己登記の先輩のKさんは、「線が太いので細くしなさい」と補正を求められたという。

図面の書き方は市販の用紙にもついているし、法務局の「登記・供託インフォメーションサービス」にも簡単に書いてあるが、その手の手引書を買えば、申請書の書き方や、多くの例とともに親切に解説してある。

登記申請書にこの図面、住民票及び建築確認申請書類を添付してやはり登記相談窓口でチェックしてもらってから申請する。

ここで注意しないといけないのは、我が家のケースがそうだったように、現地調査がある場合があるということだ。
身近な家を建てた経験のある人たちに聞いても、「そんなの来なかったなあ」という人ばかりだったが、我が家の場合はしっかり家の中まで見ていった。 自己登記の時は役所も慎重になるのだろうか。

我が家の場合は完成後手を入れた箇所が問題になるアクシデントがあったが、なんとか無事完了した。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月28日 (金)

自己登記をする ~建物滅失登記編~

先延ばしにしてきた登記がやっと完了した。

土地家屋調査士や司法書士に頼まずに自ら申請する登記を自己登記と言うらしい。
私も最初はプロにお願いするつもりだった。
しかし、職業にしている方には失礼な話だが、書類の内容に比べ、報酬が高いと感じたので、自分でチャレンジすることにした。

家づくりの一年先輩で、自己登記の経験者である職場のKさんには、Kさんが申請したときの申請書データとアドバイスをいただいた。
この場を借りてお礼を申し上げる。

一言で登記と言うけれど、我が家の場合は、3種類の登記を必要とした。

1つ目は建物滅失登記。
建替えのため、古い家を壊したという登記だ。
2つ目に建物を新築したという建物表題登記。
最後に所有権を示す所有権保存登記。
滅失登記と表題登記は私は新居が出来てから同時に申請したが、本来は別々にするものである。

今日は滅失登記について書こう。
滅失登記は書類さえそろえば簡単である。
取り毀した家は母の名義だったので、母を申請人として登記申請書を作った。

これに工務店名で発行された建物滅失証明書、工務店の登記事項証明書及び印鑑証明を添付して申請した。
滅失証明書には滅失した建物について、建物の表示、滅失の理由、所有者、工務店名等を記載する。
私の場合は書式を自分で作成し、工務店に社印を押してもらった。

工務店の印鑑証明は私たちでは取れないので工務店にお願いすることになる。
登記事項証明書は誰でもとれるが、印鑑証明と同じ法務局でとれるので、私は両方を工務店にお願いした。

これら申請書類一式を法務局の登記相談窓口でチェックしてもらい、申請窓口に提出した。
申請時に登記完了予定日を教えてくれる。ウチの場合は、約1週間で登記完了し、「登記完了証」という文書をもらった。

申請書や添付書類については、「登記・供託インフォメーションサービス」に記載例や注意事項があるので参考にしていただきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ピクチャーレールをつける

新しい家の柱や壁に釘など打ちたくないというのは誰だって同じと思う。
だから、我が家ではあらかじめ時計や額を吊しそうなところ3箇所に、ピクチャーレールを設置してもらった。
これで十分だろうと思っていたが、妻はまだ足らないという。
どうやらトールペイントやメタルエンボッシングといった自分の作品を飾りたいらしい。

追加で取り付けを頼むとお金がかかる。
プロが取り付けた見本もあることなので、ここは自分で取り付けることにした。

選んだピクチャーレールはカーテンレールやブラインドのメーカーであるTOSOT-1という商品。
特にこの商品にこだわりがあった訳ではなく、最初に取り付けてもらったものがこれだったからそれにあわせようというだけのこと。
購入は、いちばん安かった松装という春日井市内の会社のインターネット通販を利用した。

いたってシンプルなデザインで、天井付け、正面付けのどちらにも対応できるのがよい。
また、「別製作」扱いで、メーカーが安価に切り売りしてくれるところも好感が持てる。。
長さを指定して、松装に発注すれば、TOSOが加工して直送してくれるのだ。

ちょっと残念なのが、センチ単位の長さでしか指定出来ないところ。
真壁の柱間など、ピッタリ決めたい時は、自分で切らねばならない。
また、取り付け穴の位置は指定出来ない。

送られて来た物を見ると両端から5cmのところに穴があり、あとは30cm間隔。長さにより最後に端数が出るので左右対称に穴があいているわけではない。
例えば45cm毎に入っている下地に合わせて固定したい場合などは、無穴の物を購入して、自分で穴を開けた方がよい。

ウチは一階の真壁部分に2カ所、二階の真壁部分に1箇所と大壁に1ヶ所付けることにした。

真壁の部分は、梁の下に付けることにした。
納品されてきたレールは、注文よりも1~2mm長めだった。
出来高不足を避けるため、メーカーとしては当然かもしれないが、この2mmの御陰で柱間に納まらず、金のこで切るハメに。
アルミなので切断は簡単だが、慣れないと真っ直ぐ切れないので、バイス等でしっかり固定すると良いだろう。

問題は取り付けである。梁の取り付け部の奥行はわずか2cm程しかなく、壁際なので、下穴を開けるにも、ドライバーを使うにも苦労する。
結局小さなラチェットレンチと電動ドライバーのビットの組み合わせで何とか取り付けた。

Tenjoana
↑ 電動ドリルのキリだけで下穴をあける

Tenjob
↑ 最後はラチェットレンチで固定

Tenjoduke
↑ 天井付け完成

Tenjof
↑ 早速妻のものが・・・

大壁の方はレールへの穴開けから始めなければならない。下地の位置に合わせてセンターポンチで印を付け、4mmのドリルで穴を開ける。
アルミなのであっという間に穴はあく。

Center
↑ 穴空け位置に印を付ける

Anaake
↑ 穴は簡単に開く

ここまで出来たらあとは簡単。
廻り縁の下に正面付けすることにしたので、作業スペースも十分で、電動ドライバーも使える。

Syomen
↑ 正面付け完成 フックがレールから飛び出る

正面付けと、天井付けを比べると、レールの向きや、フックの形状から、天井付けの方がスッキリしている。
どちらか迷うケースがあれば、手間はかかるが天井付けをおすすめしたい。

こうして無事に取り付け終了し、妻も大満足!?

Syoumenf
↑ すっかり妻の部屋に・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月24日 (月)

ペレットストーブは本当に地球に優しいか

前回お約束したとおり、CO2の排出量を試算してみた。

合法的に伐採された燃料を使用している薪ストーブならば、断然地球に優しいのだろうが、ペレットの場合は製造にどのくらいのCO2を排出しているのか不明で、本当に地球に優しいか疑問だったため。

排出量は前回計算した、MJ当りのエネルギー消費量を元に、各エネルギー毎の排出係数を乗じて算出した。

排出係数はペレット以外はJCCCA(全国地球温暖化防止活動推進センター)の、「環境家計簿用 排出係数一覧」を使用した。また、ペレットについては、なかなかデータを見つけられなかったが、特定非営利活動法人 南信州おひさま進歩のHPに以下を内容とする記述があったのでこれを使用させてもらった。

ペレット25,490kgを生産するのに発生するCO2
ペレット製造工場3248kg
輸送102kg
燃焼0kg
計3350kg

これらのことから、ペレット1kgあたりの排出係数を以下のとおりとした。
3350kg/25490kg=0.13

燃焼時にCO2の発生がないとするのは、バイオマスエネルギーは、燃焼しても、もともと植物が固定した大気由来のCO2を排出するだけなので、カーボンニュートラルであると考えるためであり、実際にCO2が発生しないわけではない。

以上から前回比較した暖房器具について1MJあたりのCO2排出量を比較すると以下のとおりとなる。

Co2

ペレットが断然排出量が少なくてほっとした。
一方で、1Fで使用している蓄熱式暖房機の地球への厳しさに愕然!

南信州おひさま進歩のデータだとペレット製造からのCO2発生量だが、それ以前の伐採・搬出や、保育にかかったコストを考えると、どのくらいになるのだろうか。

また、その他の熱源の各排出係数はどのように算出されたものなのだろうか。
電気の場合、原子力発電はどのように評価されているのだろうか。また、放射性廃棄物の処分に必要となるエネルギーを含んでいるのであろうか。いろんな疑問が出てくる。

排出係数を計算していただいているところは、同時にその内訳を示してくれるとありがたい。
また、ペレットを製造しているメーカーにも、製造にかかるCO2発生量や、その内訳の表示を是非していただきたい。ペレットストーブを使用する人は、きっと関心をもっているはずだから。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年12月22日 (土)

ペレットストーブは灯油より経済的?

灯油が高い。
こう高いと、ペレットストーブにしようかなという人が増えるかもしれない。
他の熱源に比べて、ペレットストーブのコストはどうなのだろうか。

我が家の2Fリビングは、エアコンとペレットの併用であり、残念ながらペレットのみ使用した場合の実績を示すことが今後も出来そうにない。
そこで東京電力のHPを参考に、他の熱源と理論値でのコスト比較をしてみることにした。

東京電力同様、1MJ(メガジュール)当たりの燃料費で比較することにした。
とはいっても、この熱量がどのくらいかピンとこない。
同じHPから引用すると、10畳の部屋で1時間あたりの必要暖房熱量は10.8MJとのことである。

比較するのはペレットストーブ、エアコン、蓄熱式暖房機という我が家にある3種の機器と、一般的な石油ストーブ(ファンヒーター)、ガスストーブ(ファンヒーター)である。
ペレットストーブや蓄熱式暖房機のファン等に使用する電気代は含めていない。

石油ストーブ、ガスストーブの機器効率は1.0とした。
エアコンのエネルギー消費効率は我が家の7.5kWタイプの暖房時のカタログ値3.91を使用した。
これは最近のエアコンとしては悪い効率だが、大型のためである。小型の省エネ型のものならば7弱のものもある。

MJへの換算は以下の数字を使用した。

ペレット
発熱量4,700 kcal /kg(とよね木サイクルセンターHPから)
1cal=4.1868J

電気
1kw/h=3.6×10^6 J

灯油
発熱量43.5MJ/L(日本冷凍空調学会・低位発熱量)

都市ガス
発熱量40.6MJ/m3(日本冷凍空調学会・低位発熱量)

各料金は基本料金を含まないものとし、以下の金額を使用した。
電気は我が家はEライフプラン(3時間帯別電灯契約)なので、その料金と、一般的な従量電灯Bでも計算した。

ペレット(豊根村)
420円/10kg

電気(中部電力)
(1) 3時間帯別従量料金デイタイム      30.46円/kW
(2) 3時間帯別従量料金@ホームタイム  20.31円/kW
(3) 3時間帯別従量料金ナイトタイム     8.15円/kW
(4) 従量電灯B 第2段階料金     20.08円/kW

灯油(石油情報センター)
2007年12月17日調査全国平均
1,757円/18L

都市ガス(東邦ガス)
料金表B(平成20年1月~3月検針分)
138.04円/m3

これらから1MJ当たりの価格を計算し安い順にならべると、
エアコン(ナイト)0.57円/MJ
エアコン(従量電灯B 第2段階)1.43円/MJ
エアコン(@ホームタイム)1.44円/MJ
ペレット2.13円/MJ
エアコン(デイタイム)2.16円/MJ
石油2.24円/MJ
蓄熱式暖房(ナイト)2.26円/MJ
ガス3.40円/MJ
となる。

Mjcost

私の計算が間違っていなければ、3時間帯別従量電灯の昼間を除けばエアコンが有利である。
効率の良いエアコンならばおそらく全ての時間帯で最も有利になるだろう。

蓄熱式暖房機は深夜帯の電気を使用するにもかかわらず高めだ。
これはエアコンのように1のエネルギーを3にも4にもするヒートポンプ式ではなく、電気を電気ストーブのようにそのまま熱に変えてその熱を蓄熱しているためだ。

石油ストーブの機器効率が1.0というのはありえないし、ペレットストーブのように輻射熱が期待できる機器の場合は低い温度でも暖をとれるかもしれない。
また、機器によっては熱源以外に電気代がかかる。
このように全く同じ条件での比較は難しいので参考程度にしていただきたい。また、考え方に誤りがあればおしえていただきたい。

ペレットを作るのにはおそらく多くのエネルギーを使っているはず。
次は良いデータが見つかれば、CO2の発生量という点から比較してみたい。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年12月12日 (水)

国産材ペレットを買う

ペレットストーブを購入するにあたり、気になることのひとつが、燃料の調達だ。
灯油のように、何処でも買えるわけでない。近くに販売店が無ければ送料を払って送ってもらわなければならないし、環境負荷も増えるのて、できるだけ地域で生産された製品を使用したいところである。

私が住む春日井市からは、かなり離れてはいるが、愛知県内では北設楽郡豊根村で生産されているので、我が家ではここの製品を使うことにした。
先日ストーブにつけてもらったシモタニ純正のペレット(製造は銘建工業株式会社)が心細くなってきたので豊根村まで買い出しに行ってきた。

Toyone

このペレットは村がやっている「とよね木サイクルセンター」が生産しているものである。木サイクルセンターでは、主に村内から集められた間伐材を使用したつみきブロックなどの製品を生産しており、その際出たクズをペレットに加工するため廃棄物はほとんどでないらしい。また、村の施設でもペレットストーブやペレットボイラーを使用しているなど徹底しているところがクールである。

Hikaku

↑ 左はシモタニのペレット 右は豊根村のペレット

シモタニのペレットよりも少し黒っぽいのは、シモタニのが木部のみを使用したホワイトペレットなのに対して、豊根村のはバーク(皮) を含んだ全木ペレットだからだ。見たところ、色以外はほとんど変わりなかったが、ちゃんと使えるかどうか不安だったので、とりあえず10kg入り5袋のみ購入してみた。一袋420円也。

使ってみたところ、シモタニのものとあまりかわりなくわりなく使用出来た。ただ固まっていないオガ粉状のものが多く含まれている気がして、そのせいか、全木ペレットのせいかわからないが、火の粉が多くでたり、灰が多く出るような気がした。

でも、これでちゃんと使えることがわかったので、年内にもういちど買いに行かねば・・・。
ペレットは村営温泉の「湯~らんどパルとよね」で購入できる。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年12月10日 (月)

ペレットストーブを使う意義

ちょうど気候変動枠組条約第13回締約国会議(COP13)が開催されているところなので、ペレットストーブを使う意義について考えてみたい。

ペレットの原料は、製材したときなどに出る木材のくずである。木材はもともと空気中の二酸化炭素を固定して炭素を蓄えており、これらが燃えることで、熱を発生し、再び二酸化炭素となる。
つまり、例えベレットを燃やしたところで、もともと大気中にあった二酸化炭素を大気に返しただけと考えられる。
そして木材の供給源である森林は伐採しても再び植栽することにより、元の森林によみがえり、再び二酸化炭素を固定するようになる。
このように、薪ストーブやペレットストーブは、化石燃料に頼らない自然に優しい暖房器具と言える。

使っているといろんなことを考える。
「ペレットストーブの送風ファンでどのくらいの化石エネルギーを使っているのだろう」
「ペレットを生産する過程で、多くの化石エネルギーを使用しているのではないか」
「外国産ペレットを輸入するために、多くの化石エネルギーを消費しているのではないか」
「外国産ペレットは、違法伐採されたものではないだろうか」
「ペレットストーブ愛好家が増えると、ペレットの価格が高騰するのではないだろうか」
ひとつとしてはっきりした答えはわからないが、今まであまり考えなかったこれらのことを考えるようになったのはプラスである。

COP13では、水没の危機に瀕しているツバルからの参加者が「あまりにいろんな国の利害が複雑に絡んでいて、具体的な対策が何一つ決まっていかない。自分たちの国が沈もうとしているのに・・・」と嘆いているという。
全ての国家や人がツバルのことを、自らのことと考え、願い、行動する時期に来ていると思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年12月 3日 (月)

ペレットストーブを使う ~その2~

先日お約束したとおり、ペレットストーブの使用感について書きたい。
当初本体のビビリ音と1階天井にまでひびく振動が気になったので、初期不良ということでメーカーに修理してもらった。
これらの問題は解消したがファンの音は結構大きい。
エアコンのフル回転と同じか、それよりも少し大きい感じで特に夜は気になる。
風量はダイヤルで調節できるのだが、ストーブが加熱してくると自動的に送風が最大になり、音も最大になる。
消火後もストーブを冷やすため、かなりの時間最大の送風が続く。
ペレットを送るモーターの音も割と大きい。

また当初は着火に失敗することが多かった。
薪ストーブのような完全アナログのモノならば、うまく着火しなくても自分の腕の問題とあきらめがつくが、自動点火を謳っていながら点火出来ないとはストレスがたまる。
工務店を通じて聞いてもらったところ、空気量を調節するダンパの調整にコツが必要ということがわかった。最初は半分程度ダンパを開き、着火したらダンパを閉じるとよいという。このダンパがまた操作しにくい。本体と置き台の間にダンパ操作用のレバーがあるのだが、隙間が狭くて指が入りにくく、レバーの動きも悪くてイライラさせられる。何度か失敗を繰り返し、最初は全開、着火したら全閉が良いという結論に達した。だが、確実に点火するという保証は無いのでタイマー機能は使う気にならない。

Yubi
↑操作しにくいダンパ

点火に失敗したときに何度も電源を入れ直すと燃焼皿のペレットが一杯になり、空気の通りも悪くなるので余計着火しにくくなる。ペレットが少しくすぶった状態で温度が上がらないままだと、ストーブが点火していないと判断し、排気ファンも停止してしまう。こうなるとストーブの中は白煙に包まれ、ホッパーや、その他の隙間からも多量の白煙が漏れ出し、部屋中に白煙と焦げ臭いにおいが広がり、大変あわてることになる。結局燃焼皿を取り出し、中のくすぶっているペレットを安全な場所で消火することが必要となるのだが、こんな時のために、強制的に排気のみをするスイッチが欲しい。

このような訳で、点火に失敗し、再点火する際には燃焼皿に落ちたペレットを一旦回収した方がよい。ただし、焦げたペレットの取り扱いには注意したい。そのままホッパーに戻したりすると、ホッパー内の燃料が燃え出すことになるかもしれない。

煙突からは、今述べたような異常時と、着火の時に煙が出る程度で、通常の燃焼時にはほとんど煙は見えないし、においもほとんどしない。ペレットが燃焼皿に落ちたときなど、たまに細かな火の粉が出ることはある。

掃除は、燃焼皿や燃焼室の灰を付属のハケでこまめに灰受けに落とす必要がある。特に燃焼皿にたまった灰は、空気供給の妨げになり、点火不良の原因となる可能性がある。灰受けの掃除はかなり細かな灰が舞うので屋外で行うことが望ましい。

ストーブの周囲の床の仕上げは、特に他の場所と変えなかった。しかしガラス扉を空けるとガラス扉に付いた灰が落ちるので、仕上げを不燃材や汚れにくいものに変えた方が良かったかもしれない。

火力については申し分なく、炎のないエアコンの暖房とは別次元の暖かさがある。デザインも私にとってこれ以上優れたものはない。ただ、総合的に見ると、上記のようにマイナス面が多く、いろいろな面でまだ改善の余地があり、正直言って高い買い物だったなと思う。十分使いこなしてはいないが、その後の使用感もまたアップしたい。

これらの使用感は我が家のペレットストーブを使った結果で、個体差もあるだろうし、他のメーカーの製品では全く違う感想になるのかもしれない。実際のところいろんなペレットストーブを一同に展示して売っているような店はなかなか無いので、比較して購入するということが出来ないのが残念である。他のメーカーのペレットストーブを使用されている方がいたら、特に点火や音について使用感を教えてください。

| | コメント (11) | トラックバック (0)

«ペレットストーブを使う ~その1~